【MeL】コバルト文庫で辿る少女小説変遷史
嵯峨 景子 著
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内容
目次
主な目次… 第1章 『小説ジュニア』から『Cobalt』へ 1 少女小説前史――戦前期から戦後概略 2 一九六〇年代のジュニア小説とその書き手たち 3 氷室冴子の登場と若手作家たちの活躍 4 『小説ジュニア』から『Cobalt』への転換 第2章 一九八〇年代と少女小説ブーム 1 『Cobalt』とコバルト文庫にみる少女小説家プロモーション 2 講談社Ⅹ文庫ティーンズハートの創刊と読者層の拡張 3 拡大する少女小説マーケット 4 学園ラブコメからファンタジーへ コバルト文庫の新たな世代の書き手たち 第3章 ファンタジーの隆盛と多様化する九〇年代 1 ファンタジー小説の流行 2 少女小説レーベルのなかのBL 3 九〇年代の世相と少女小説の動向 4 九〇年代的コバルト読者共同体 第4章 二〇〇〇年代半ばまでの少女小説 1 角川ビーンズ文庫の創刊とその躍進 2 『マリア様がみてる』と『伯爵と妖精』 ゼロ年代前半のコバルト文庫とヒット作 3 少女小説における学園小説の衰退と読者層の変化 第5章 2006年から現在までの少女小説 1 二〇〇六年前後の少女小説レーベルの再編成 2 少女小説ジャンルのなかの「姫嫁」作品の増加 3 ネット発コンテンツと少女小説 ボカロ小説とウェブ小説の動向 4 ライト文芸と少女小説 5 少女小説の未来へ 付録 「コバルト」と各レーベル刊行時期の比較 コバルト50年史 コバルト・ノベル大賞受賞者一覧