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書評掲載

たんぱく質

飴屋法水  著

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価格 \3,520(税込)         
発行年月 2024年03月
出版社/提供元
palmbooks
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 137p
大きさ 16×16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784910976020
商品コード 1038235799
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2024/05/18
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038235799

著者紹介

飴屋法水(著者):1961年山梨県生まれ、東京都在住。演劇、美術、文筆を中心に、領域を横断しながら一貫して、人間の「生」の根源を見つめる独自の表現をおこなう。高校在学中、唐十郎の「状況劇場」に音響担当として加わり、83年「東京グランギニョル」を結成、演出家として独立。90年代は主に現代美術の分野で活動。その後、動物商となり、2005年「バ   ング  ント」展で美術活動を、07年「転校生」で演劇活動を再開。以来、フェスティバル・トーキョー、国東半島芸術祭などに参加。東日本大震災後、いわき総合高校の生徒たちとともに校庭で「ブルーシート」を上演。主な著書に『君は珍獣(ケダモノ)と暮らせるか?』『ブルーシート』『彼の娘』がある。

内容

なぜか生きている
私は
私が

生と死、獣と人、食べること、殺すこと、めぐりゆく記憶
この地球に生まれ、やがて去っていく、私のすがた、この世のはなし
「生」の根源を見つめる演劇作家の集大成!

志賀理江子が、飴屋法水の小説にむけて撮り下ろした写真
およそ30点が全編をとおして織りなされる
あたらしい小説体験


「人という生き物は、どうして生まれて来たのだろうか
生まれて来る、生まれて来たこれに、いろいろな何かが詰まっている
これをどうしてほしいと思うのだろう
誰かに、他人というものに

誰とどのように関わりたくて、この体には、こんないろいろが詰まったのか
これが、こんな体が、形成されたのか
いろいろな、たんぱく質とかで
焦げるとあの匂いのするたんぱく質とかで」

* カバー両面印刷・折り返し帯、ハードカバー上製本(ソフトカバーとありますが、こちらで表記変更ができないので、補足です)