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最期の声~ドキュメント災害関連死~

山川 徹  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,870(税込)         
発行年月 2022年02月
出版社/提供元
KADOKAWA
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 365p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策 /社会保障・社会福祉・社会政策
ISBN 9784044006303
商品コード 1034195189
NDC分類 369.3
基本件名 被災者支援
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年03月4週
書評掲載誌 読売新聞 2022/04/17、東京・中日新聞 2022/05/01
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034195189

著者紹介

山川 徹(著者):1977年、山形県生まれ。ノンフィクションライター。東北学院大学法学部法律学科卒業後、國學院大學二部文学部史学科に編入。在学中より『別冊東北学』(東北芸術工科大学東北文化研究センター)の編集に携わる。『国境を越えたスクラム ラグビー日本代表になった外国人選手たち』で第30回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。おもな著書に『捕るか護るか? クジラの問題 いまなお続く捕鯨の現場へ』、『東北魂 ぼくの震災救援取材日記』、『カルピスをつくった男 三島海雲』、『地図で見る日本の地震』(寒川旭監修)などがある。

内容

「どうしたら娘は助かったのか?」
 4歳の少女は、熊本地震により倒壊の恐れがある病院から
緊急転院した末に亡くなった。本震から5日後のことだった――。

東日本大震災、熊本地震、新潟県中越地震など
阪神・淡路大震災以降の国内の災害で
「災害関連死」とされた人の数、5000人以上。
死者たちの残した声なき声をきく。

10年にわたる取材で災害支援の道を照らすノンフィクション

災害の多い日本に暮らす私たちは、誰もが被災者になり、
命を落とす可能性がある。
避難中のエコノミークラス症候群、転院移動後の死、
鬱を患い自死、復旧に奔走した末の急性くも膜下出血……
どんな支援があれば命を救うことができるのか?
遺族、弁護士、医師、行政関係者、研究者ほか、
災害関連死を亡くなった人たちの「最期の声」ととらえ、
次に来る災害の教訓にしようとしている人たちがいる。