【MeL】言語マイノリティを支える教育 新装版
ジム・カミンズ 著
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内容
目次
新装版の刊行にあたり 複数言語環境で育つ年少者のために はじめに 序章「カミンズ教育理論と日本の年少者言語教育」[中島和子] 1.カミンズ教授との出合いとその後 2.バイリンガル育成理論からマルチリンガル教育学へ 3.カミンズ教育理論と日本の年少者言語教育 第1章「バイリンガル児の母語――なぜ教育上重要か」[ジム・カミンズ] 第2章「カナダのフレンチイマージョンプログラム――40年の研究成果から学ぶもの」[ジム・カミンズ] 第3章「マイノリティ言語児童・生徒の学力を支える言語心理学的、社会学的基盤」[ジム・カミンズ] 1.バイリンガル教育プログラムの一般的な成果 2.マイノリティ児童・生徒の学力獲得の基盤となる言語心理学的原則 3.マイノリティ言語児童の学力の伸びに関わる社会学的原則 4.結論 第4章「変革的マルチリテラシーズ教育学――多言語・多文化背景の子ども(CLD)の学力をどう高めるか」[ジム・カミンズ] 1.研究・理論・政策・実践 2.変革的マルチリテラシーズ教育学の理論的構成ブロック 3.学校言語とリテラシー政策議論のために新しく生まれつつある枠組み 4.変革的マルチリテラシーズプロジェクトの実践――ケーススタディを通して 5.変革的マルチリテラシーズ教育学の実践における教師のエイジェンシー 6.結論 第5章「理論と実践との対話――ろう児・難聴児の教育」[ジム・カミンズ] 1.ろう児の教育に関する課題と論争 2.ろう教育に適用された理論的原則 3.相互依存仮説をろう児に適用することに対するMayer & Wellsの批判 4.ろう児・難聴児の指導上優先的に考えるべきことは何か 5.結論 索引