小児科外来の鑑別診断術~迷ったときの道しるべ~
内容
目次
自分流の診療スタイルをつくる 1分で聞きだすプロの問診 システマチックな身体診察に向けて―臨床の場で限りなく100%の確定診断へ近づくために 選りすぐりの機材を揃える 目的のある検査 診断を絞り込んで経過を予測する―低コスト,短時間で最大の治療効果を上げるプライマリケア診療 病気のバリエーションをとらえる 症状から診断を絞り込む 感染症アラカルト 季節ごとのかぜ症候群 おなかのかぜ 届出が必要な感染症―外来で遭遇する五類感染症 咳 鼻漏 耳漏 発熱 発熱を繰り返す 不機嫌-夜間救急,いつもと違う 乳児早期の体重増加不良 けいれん,失神,意識障害 腹痛,腹部膨満 頭痛 咽頭痛 嘔気・嘔吐 下痢,血便 排便障害 発疹 血尿,タンパク尿 白血球尿 不整脈 朝起きられない 喘鳴,呼吸困難 低身長 肥満 夜尿症 食物アレルギー 乳児湿疹 発達障害 たまに遭遇する疾患 熱傷度分類に従った管理と予後 小児科医でも対応できる創傷-ステープラーを用いた小縫合とステリストリップ固定 肘内障 保護者の身近な訴えに応える 夜泣き,たそがれ泣き 乳児の鼻閉 臍ヘルニア あざ,母斑 小児の眼疾患,斜視,遠視 歯の心配-歯並びとかみ合わせ 鼠径ヘルニア,停留精巣,精索・精巣水腫 栄養・哺乳障害 臨床の守備範囲を広げる 子どもにやさしい外来診療技術 ワクチンの痛みを軽減する-ワクチン疼痛に関わる因子と疼痛防御メカニズムを知る 処置前のプレパレーション 耳処置 疾患に遭遇する頻度 外来で出会うかもしれない疾患の頻度 いつも念頭におく先天代謝異常症 救急外来で先天代謝異常症を見逃さないための診療手順