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書評掲載

雪渡の黒つぐみ

桜井 真城  著

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価格 \1,980(税込)         
発行年月 2024年06月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 308p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065354834
商品コード 1038603984
NDC分類 913.6
書評掲載誌 毎日新聞 2024/07/07、日本経済新聞 2024/07/13、読売新聞 2024/09/22
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038603984

著者紹介

桜井 真城(著者):【桜井真城(さくらい・まき)】
1979年、岩手県北上市生まれ。明治大学法学部卒業後、会社員生活の傍ら小説を書く。久しぶりに書き上げた「転びて神は、眼の中に」(刊行時『雪渡の黒つぐみ』に改題)が第18回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー。

内容

【第18回小説現代長編新人賞受賞作】

「物語が進むにつれて状況が二転三転し、先が気になって仕方がない」(塩田武士)

「一読して、抜きんでている印象を受けました」(中島京子)

「エンターテインメントのツボをきちんとおさえた力作」(薬丸岳)

――選考委員、大絶賛!
日本文学史上、最も「優しくて強い」武器を持つ忍びがおくる、驚愕必至の時代・エンターテインメント!

「この忍者、手裏剣も吹き矢も使わない!?」

伴天連教迫害が進む1625年。
東北では過激な新興宗教・大眼宗の台頭に、隣国との領地争いと、いくつもの火種が燻っていた。

南部藩の若き忍者・景信は、この世でただ一人の“声色使い”。
どんな声も完璧に真似できる唯一無二の喉を使えば、
無数の敵も指一本触れず制圧することができる。

隣国・伊達藩の動向を探る命を受け、諜報活動に挑む景信が目にしたのは
信仰にすがる声なき人々と、闇に身を潜める邪教の黒い陰謀。

背負わされた十字架、お上の掌返し、見ぬふりをされる人々の思い。
いま、この時代にこそ突き刺さる、驚愕の時代エンターテインメント!