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さびしさについて(ちくま文庫 う43-2)

植本 一子, 滝口 悠生  著

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価格 \902(税込)         
発行年月 2024年02月
出版社/提供元
筑摩書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 250p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784480439390
商品コード 1037995538
NDC分類 914.6
書評掲載誌 読売新聞 2024/05/26
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037995538

著者紹介

植本 一子(著者):植本 一子(うえもと・いちこ):写真家。1984年、広島県生まれ。2003年、キヤノン写真新世紀で優秀賞。2013年から下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」をかまえる。主な著作に『愛は時間がかかる』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』『台風一過』『うれしい生活』『家族最初の日』などがある。
滝口 悠生(著者):滝口 悠生(たきぐち・ゆうしょう):小説家。1982年、東京都八丈島生まれ。埼玉県で育つ。2016年、「死んでいない者」で第154回芥川龍之介賞を受賞。主な著作に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』『長い一日』『水平線』などがある。

内容

ひとりだから、できること
ひとりをおそれる写真家と、
子どもが生まれた小説家による
10往復の手紙のやりとり。

「折々のことば」にも取り上げられた自主制作本を文庫化。

母のこと、子どものこと、文章を書くこと、社会のこと、戦争のこと、過ぎ去った日々のこと。近所に住む写真家と小説家が、ときに応答しながら、親密な手紙を交わす。気持ちよい正直さと、心地よい逡巡にあふれるやりとりが、いつしか読者の記憶を掘り起こしていく。完売した自主制作本に、あらたな2往復のやりとりを加える。
自主制作版解説 武田砂鉄
文庫版解説 O JUN

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