内容
本書は,コンピュータを活用する能力を身につけるため,より深い理解を目的とした教科書である。特徴として,大学生が必要とするコンピュータの知識と操作スキルが,無理なく身につけられるように構成されている。知識に関しては,時々の最先端技術を知るのみでなく,将来的に様々な問題に対処できる知恵の基礎となる知識であり,最先端の知識がいずれ陳腐化することも念頭に置き,知識を知恵に変えていくことに焦点を置いた。また,コンピュータの操作スキルに関しては,「1.操作説明→2.理解度の確認→3.理解の深化」の流れで構成し,さらに演習をこなすことで,少しずつ慣れながら操作の技術を向上できるように展開していく。また,コンピュータが苦手な学生のためにポイントを押さえた解説を心がけた。学習から得た知識と経験が,学生生活だけでなく就職活動や社会人生活では実益を生み出せるであろう。