ゲノム編集実験スタンダード~完全版~
内容
目次
Ⅰ 基礎編 1.ゲノム編集の原理と応用 2.新旧ゲノム編集ツール(ZFN・TALEN・CRISPR)の長所と短所 3.遺伝子改変の戦略①:ノックアウト 4.遺伝子改変の戦略②:プラスミドドナーを用いたノックイン 5.遺伝子改変の戦略③:一本鎖ドナーを用いたノックイン 6.ゲノム編集と応用技術を取り巻く法規制〜カルタヘナ法,遺伝子ドライブ Ⅱ 実践編 A ツール作製とアプリケーション 1.CRISPRdirectによるガイドRNA配列の設計 2.CRISPR-Cas9の作製法とプラスミドドナーの設計法・作製法 3.オフターゲット作用の検出・評価 4.CRISPRライブラリーを用いた遺伝子スクリーニング法 5.Target-AIDの設計と作製 6.エピゲノム編集:特定領域のDNA脱メチル化操作を例として 7.特定内在遺伝子の転写-核内局在の同時イメージング 8.CRISPR-Cas9を応用した遺伝子の光操作技術 B 各生物種への適用 9.糸状菌でのゲノム編集 10.培養細胞でのゲノム編集 11.iPS細胞における欠失挿入導入ゲノム編集実験 12.ヒトiPS細胞のAAVS1遺伝子座への遺伝子組込み 13.小型魚類でのゲノム編集 14.Crispant:両生類における遺伝子機能解析 15.gRNA/Cas9複合体を用いたマウスでのゲノム編集 16.ラット受精卵でのゲノム編集 17.植物でのゲノム編集 Ⅲ 応用編 1.Cas9/Cas12aの立体構造と機能改変 2.CRISPRを利用した配列特異的なDNAの単離 3.ゲノム編集技術を用いた次世代微生物育種 4.移植用臓器作製への応用 5.モデル霊長類でのゲノム編集 6.遺伝子治療とゲノム編集 7.農作物でのゲノム編集 8.養殖魚でのゲノム編集 9.家禽でのゲノム編集 コラム CRISPR-Cas12/13を応用した核酸検出技術 ニックを用いた小規模ゲノム編集法 非分裂細胞での効率的遺伝子ノックイン法 RNA編集ツールとしてのPPR技術の開発 microRNAを利用した細胞種特異的なゲノム編集法 人工染色体とゲノム編集によるヒト化薬物動態モデルラットの作製 タンパク質集積技術による高度ゲノム編集・転写調節 改変したCas9やsgRNAによる高効率相同組換え