内容
少し意識を変えるだけで、重い病気になるリスクを劇的に下げられる――!
最新研究から明らかになった、健康に生きるための黄金のルール。
医師で世界的な研究者である著者が、質の高い論文175本を選び抜き、
がんや脳卒中、糖尿病、アレルギーになるリスクを劇的に下げるメソッドをまとめました。
「7時間以上寝る」心筋梗塞のリスク20%減、
「白米を1日1杯以下にする」糖尿病のリスク24%減など、
具体的な方法を食事・睡眠・運動・入浴といったカテゴリー別に網羅。
確かな科学的根拠(エビデンス)を1冊の本にぎゅっとまとめました。
病気になってしまうその前に知っておきたい、今日から実行できる「最強」の健康習慣。
【本書で明かされる驚きの事実】
●牛肉や豚肉は発がん性物質
●1日1杯のお酒は脳卒中のリスクを下げる
●太る野菜・果物もある
●糖質制限ダイエットは死亡率を高める上、リバウンドしやすい
●メタボ健診の効果は限定的
●サプリメントはほとんど気休め
●睡眠時間を1.5時間単位にすると良いというのは都市伝説
●サウナは心臓疾患による突然死のリスクを下げる
●ストレスとがんは関係ない
●加熱式タバコにも多くの有害物質が含まれている
●受動喫煙で毎年赤ちゃんも含めた1万5000人が亡くなっている
●子どものアトピーは保湿によって予防できる
●花粉症を根治できる治療法がある
●かぜに抗生物質は無意味
●健康な人はインフルエンザで病院に行く必要はない
●がんを予防するワクチンがある
etc…
人生100年時代、病気にならずに健康に生きたい人必読の一冊。
(装画・鈴ノ木ユウ)
【プロフィール】
津川友介(つがわ・ゆうすけ)
医師・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)准教授。
東北大学医学部を卒業後、ハーバード大学で修士号、博士号を取得。
聖路加国際病院、世界銀行、ハーバード大学勤務を経て、2017年から現職。
著書に10万部超のベストセラー『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』、『世界一わかりやすい 「医療政策」の教科書』、共著に『「原因と結果」の経済学』などがある。