内容
さまざまな視点から水の科学を解説した教科書が、近年の気象・環境問題や防災科学もカバーし改訂。
水はわれわれの身近にあり、生活環境に多くの影響を及ぼす存在でありながら、意外とその正体は知られていません。また、最近では未曾有の水不足の危機が叫ばれるなど、環境問題の面からも水に対する関心は一般的なレベルで高まっています。
本書では、そもそも水とは何なのか、水と生体の関係、水の循環が地球環境に及ぼす影響、水危機といったトピックを取り上げ、前提知識がなくとも読み進められるよう、わかりやすく解説しています。今回の改訂では、「防災・減災」、「SDGs」といった近年とくに注目されているテーマに踏み込むほか、全面的に見直しを行い、現代的な内容にアップデートしました。
また、大学学部における水に関する教養科目用の教科書としてもご利用いただけます。