内容
●医療の地域移行に伴って重要となっている家族看護学について、看護基礎教育向けとして適切な内容をコンパクトにまとめました。
●家族看護学の基礎となる、家族発達理論・家族システム論・家族ストレス対処理論や、現代の多様な家族のあり方について、ていねいに解説しています。
●家族を「見える化」して考えるため、ジェノグラムやエコマップについて豊富な図とともに解説しています。今改訂では、複数の家族成員のライフサイクルを図示し、家族を時間横断的にとらえるための方法を盛り込みました。
●第4章で汎用的な家族看護過程を展開する方法を学んだあと、第5章では成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、地域・在宅看護学・災害看護学など、さまざまな分野における多様な家族の事例を展開し、それぞれの家族看護実践について学ぶことができます。