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教育のディープラーニング~世界に関わり世界を変える~

マイケル・フラン, ジョアン・クイン, ジョアン・マッキーチェン  著

濱田 久美子  翻訳
松下 佳代  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \3,300(税込)         
発行年月 2020年09月
出版社/提供元
明石書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 222p
大きさ 25cm
ジャンル 和書/社会科学/教育学/教育学・教育思想・教育史
ISBN 9784750350707
商品コード 1032364877
NDC分類 370
基本件名 教育
本の性格 学術書/実務向け
新刊案内掲載月 2020年11月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032364877

著者紹介

マイケル・フラン(著者):主執筆者。「ディープラーニングのための新しい教育法(New Pedagogies for Deep Learning, NPDL)」グローバル・リーダーシップ・ディレクター。トロント大学オンタリオ教育研究所(Ontario Institute for Studies in Education of the University of Toronto)元所長。教育改革の権威として世界的に評価されている。世界各地で政策立案者や地域のリーダーに対して、すべての子どものための学びという道徳的目的の達成に資する助言を行っている。2012年12月にカナダ勲章を受章。世界の5校の大学から名誉博士号を授与されている。
多数の著書を執筆。多くの言語で出版されており、賞も受賞している。Leading in a Culture of Change はLearning Forward(元National Staff Development Council)の2002 Book of the Year Award を、Breakthrough(ピーター・ヒルとカーメル・クレボラとの共著)はAmer…
ジョアン・クイン(著者):コンサルタント、著者、講演者として国際的に活躍しており、システム全体の変革、能力構築、学習、およびリーダーシップに重点を置いた自身のコンサルティング会社の代表を務めている。学習変革に焦点を合わせたグローバルなパートナーシップである「ディープラーニングのための新しい教育法(NPDL)」の共同設立者であり、グローバル・ディレクターでもある。政府、財団、教育システムのコンサルタントを務め、州、国、世界レベルでの包括的なシステム変革プロジェクトを主導している。オンタリオ州教育省の教育長・実施アドバイザー、トロント大学の継続教育ディレクターとして、教育のあらゆるレベルでリーダーシップを発揮している。Learning Forwardの元代表であり、オンタリオ州支部の初代代表である。
最近の著書には、ベストセラーとなったマイケル・フランとの共著Coherence: The Right Drivers in Action for Schools, Districts, and Systemsと、マイケル・フランとエレノア・アダムとの共著The Taking Action Guide fo…
ジョアン・マッキーチェン(著者):教育指導者として国際的に評価されており、「ディープラーニングのための新しい教育法(NPDL)」では「新たな尺度」開発のグローバル・ディレクターとして、共同設立者であるマイケル・フラン、ジョアン・クインと協力している。
The Learner FirstのCEOであり創設者である。The Learner Firstでの取り組みは、教育に携わった過去30年の経験から、また米国におけるNPDLのパートナーシップから学んだグローバルな教訓に基づいており、システム全体の変革というレンズを通して、測定・評価・教授・学習を根本的に変革している。サービスが最も行き届かない学習者の目を通してシステムを調べ、文化的アイデンティティと個人の関心とニーズを取り入れ、称賛するのがジョアンのやり方である。
専門分野は教育システムのあらゆる層に及ぶ。教師、校長、地域管理者(教育長)を務めたことがあり、ニュージーランドおよび世界の国々でシステム全体の変革を主導している。学校、学区、教育省が直面した問題に直接対応した経験から、デジタルテクノロジーの活用と組み合わせることで、すべての学習者のため…
濱田 久美子(翻訳):翻訳家。主な訳書に、『図表でみる男女格差OECDジェンダー白書2:今なお蔓延る不平等に終止符を!』(OECD編著、明石書店、2019年)、『環境ナッジの経済学:行動変容を促すインサイト』(経済協力開発機構(OECD)編著、明石書店、2019年)、『世界の行動インサイト:公共ナッジが導く政策実践』(経済協力開発機構(OECD)編著、明石書店、2019年)、『〈OECDインサイト4〉よくわかる持続可能な開発:経済、社会、環境をリンクする』(トレイシー・ストレンジ,アン・ベイリー著、OECD編、明石書店、2011年)、『〈OECDインサイト3〉よくわかる国際移民:グローバル化の人間的側面』(ブライアン・キーリー著、OECD編、明石書店、2010年)など。
松下 佳代(監修):京都大学高等教育研究開発推進センター教授。京都大学博士(教育学)。
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。京都大学教育学部助手、群馬大学教育学部助教授、京都大学高等教育教授システム開発センター助教授を経て、2004年より現職。現在、日本カリキュラム学会代表理事、大学教育学会副会長、日本学術会議会員等を務める。専門は、教育方法学、大学教育学。とくに能力、学習、評価をテーマに研究と実践を行っている。
主な著作に、『パフォーマンス評価』(日本標準、2007年)、『〈新しい能力〉は教育を変えるか:学力・リテラシー・コンピテンシー』(編著、ミネルヴァ書房、2010年)、『高校・大学から仕事へのトランジション:変容する能力・アイデンティティと教育』(編著、ナカニシヤ出版、2014年)、『ディープ・アクティブラーニング:大学授業を深化させるために』(編著、勁草書房、2015年)、『アクティブラーニングの評価』(編著、東信堂、2016年)、Deep Active Learning: Toward Greater Depth in University Educa…

内容

世界に働きかけ、世界を変革するための学びをどうつくりだすか。7か国1,200校が参加する「ディープラーニングのための新しい教授法(NPDL)」プロジェクトの理論と実践を簡潔に整理し、学校からシステムレベルに及ぶ包括的な教育変革の道筋を示す。

目次