新しい買収防衛策の考え方(別冊商事法務 470)
内容
目次
〈主要目次〉 ・東芝機械の「特定標的型・株主判断型」買収防衛策について ――いわゆる有事導入型買収防衛策の法的論点の検討―― 太田 洋 (弁護士・ニューヨーク州弁護士) 松原 大祐 (弁護士・ニューヨーク州弁護士) 政安 慶一 (弁護士) ・買収防衛策の有事導入の理論的検討 ――公開買付けの強圧性への対処―― 飯田 秀総 (東京大学准教授) ・日邦産業事件および日本アジアグループ事件と買収防衛策の今後 太田 洋 (同) ・富士興産事件原審決定と抗告審決定の検討と分析 太田 洋 (同) ・東京機械製作所事件をめぐる一連の司法判断の概要と射程 太田 洋 (同) ・防衛策と買収法制の将来 ――東京機械製作所事件の法的検討―― 田中 亘 (東京大学教授) ・買収防衛策に関する裁判所の判断枠組みと実務からの示唆 ――近時の裁判例を踏まえて―― 松下 憲 (弁護士) 福田 剛 (弁護士) 増野 駿太 (弁護士) 西村 智宏 (弁護士) ・敵対的買収防衛策に関する懸念と提案 ――近時の事例を踏まえて―― 松中 学 (名古屋大学教授) ・東京機械製作所事件が提起した問題と新J-Pillの提案 カーティス・ミルハウプト (スタンフォード大学教授) 宍戸 善一 (武蔵野大学教授・一橋大学名誉教授) 資料