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「働く」ことについての本当に大切なこと

古野 庸一  著

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価格 \2,546(税込)         
発行年月 2019年03月
出版社/提供元
白桃書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 280p,4p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/労働経済・人口
ISBN 9784561217268
商品コード 1029959404
NDC分類 366
基本件名 労働
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年05月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029959404

著者紹介

古野 庸一(著者):株式会社リクルートマネジメントソリューションズ 組織行動研究所 所長



1987年株式会社リクルートに入社。南カリフォルニア大学でMBA取得。キャリア開発に関する事業開発、NPOキャリアカウンセリング協会設立に参画する一方で、ワークス研究所にてリーダーシップ開発、キャリア開発研究に従事。2009年より現職。週末はスペシャルオリンピックス活動に従事。



主な著作

『日本型リーダーの研究』日経ビジネス人文庫,2008

『「いい会社」とは何か』(共著)講談社現代新書,2010

『ハイ・フライヤー―次世代リーダーの育成法』(共訳)プレジデント社,2002

「『一皮むけた経験』とリーダーシップ開発」『一橋ビジネスレビュー』2001年夏号(共著) など

内容

医療の発達に伴う長寿化により、私たちは高齢になっても自分の居場所が必要となり、またそれに伴う経済的基盤も持たなければならなくなりました。つまり、ちゃんと「生き残れる」かどうかが問われる時代になってきましたが、一方で何のために生きるのかという「幸福」も、私たちの人生の健康や満足感の上で重要な要素です。

しかし、この「生き残り」と「幸福」は時に相反します。

外部環境に適応して時には自分の希望に対しての我慢が必要となる「生き残り」はネガティブな感情が支配しやすく、現在の充実や未来への希望で満たされる「幸福」はポジティブな感情を伴います。

本書は、人の採用や教育を扱っているリクルートグループに約30年在籍する著者が「働く」ということを長年研究し、経験してきた背景から、「働くことを通じて『生き残り』と『幸福』の両立ができること」がこれからの私たちに必要であると考え、それを模索していく本となります。

「短時間労働」や「テレワーク」など働く環境はどんどん多様化し、働き方の仕組みについて国から個々の組織まで変化が求められる中、これから更に「働く」ことは著しく変化し、ロールモデルが役に立たない時代となっていきます。

そこで本書では、自分にとっての「働く」意味や目的をもう一歩深く考え、前述した生き残りと幸福の両立を試み、その図り方を、自分に合う仕事探しや居場所探しを掘り下げていきながら検討していきます。

これから働こうと思っている人、あるいはもう働きたくないと思っている人、働くことに悩んでいる人、働く人にアドバイスをしている人、また、「働き方改革」やキャリア自立施策を考えている企業の人事の人など、人生100年時代を考え、生きるこれからの人に広く読んでいただきたい一冊です。

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