アイルランド建国の英雄たち~1916年復活祭蜂起を中心に~
|
在庫状況
お取り寄せ
|
お届け予定日
10日間
|
|
|
価格
\3,080(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2003年07月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
374p |
---|
大きさ |
20 |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/イギリス・アイルランド史 |
---|
|
|
ISBN |
9784882028208 |
---|
|
商品コード |
0103057260 |
---|
NDC分類 |
233.9 |
---|
基本件名 |
アイルランド-歴史 |
---|
|
|
|
|
|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0103057260 |
---|
著者紹介
鈴木 良平(著者):1936年東京都生まれ。東京大学英文科卒業。名古屋工業大学等を経て、現在、法政大学名誉教授。英国ケンブリッジ大学など3度の留学経験を持つ。著書に「アイルランド問題とは何か」など。
内容
1916年4月の復活祭蜂起から、22年のアイルランド自由国を経て、49年の完全独立までの歴史を、主要人物をとおして描く現代史。蜂起は一週間たらずで英軍に鎮圧され、ピアスとコノリーたちは処刑された。にもかかわらず、「革命の第2世代」が22年に事実上の独立を勝ち取ったのはなぜか。それはアイルランド民族の魂の覚醒・再生をめざしたピアスや、世界大戦を革命に転化しようとした社会主義者にして民族主義者のコノリーらの蜂起の理念・理想を継承したからだった。英国に処刑されたピアスとコノリー、グリフィスとコリンズは不幸な内戦の最中に脳溢血と仲間による暗殺に斃れた。彼らが造り上げた「アイルランド自由国」は、その後政敵でもあったデ・ヴァレラの手に移り、彼の長期独裁政権がアイルランドの礎を築いた。文学者から革命家に転じたピアスらとは逆に、革命家から文学者に転じたショーン・オケイシー論も付す。