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赤米のたどった道~もうひとつの日本のコメ~

福嶋 紀子  著

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価格 \3,080(税込)         
発行年月 2016年04月
出版社/提供元
吉川弘文館
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 8p,228p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/農学/作物学
ISBN 9784642082938
商品コード 1020178731
NDC分類 616.2
基本件名 米-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2016年05月3週
書評掲載誌 日本経済新聞 2016/05/08
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020178731

著者紹介

福嶋 紀子(著者):1958年群馬県生まれ。東京都立大学大学院修士課程修了。博士号取得(中央大学、史学)。信州大学、松本大学非常勤講師。著書に「中世後期の在地社会と荘園制」など。

内容

米は白い―。これは今では常識だが、古来日本では大陸伝来の「大唐米」や信州安曇野の「溢籾」などの赤米が、生活米として重宝された。水田不適な土地でも耕作できるなど、新田開発を側面から支えた庶民の赤米は、食味が劣るため、白米の普及とともに生産が減少していく。今日のブランド米の特殊性にも触れ、赤米の盛衰を歴史的に位置づける。

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