著者紹介
江戸川 乱歩(著者):明治27年(1894年)三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。明智小五郎を主人公とする探偵小説など、数多くの作品を執筆。主な著書に、『怪人二十面相』、『少年探偵団』などがある。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『押絵と旅する男』(江戸川乱歩+しきみ)がある。
ホノジロトヲジ(イラスト):2015年よりフリーのイラストレーターとして活動中。キャラクターデザイン、イラストなどを手がけている。著書に、『死語の恋』(夢野久作+ホノジロトヲジ)、『外科室』(泉鏡花+ホノジロトヲジ)、『瓶詰地獄』(夢野久作+ホノジロトヲジ)、『シキノメモリエ』、『しろしろじろ』がある。