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先生、ヒキガエルが目移りしてダンゴムシを食べられません!(鳥取環境大学の森の人間動物行動学)
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\1,760(税込)
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発行年月 |
2023年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
182p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/比較心理 |
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ISBN |
9784806716457 |
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商品コード |
1035324062 |
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NDC分類 |
481.78 |
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基本件名 |
動物-習性 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年02月2週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035324062 |
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著者紹介
小林朋道(著者):1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005 年教授。2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。専門は動物行動学、進化心理学。これまで、ヒトも含めた哺乳類、鳥類、両生類などの行動を、動物の生存や繁殖にどのように役立つかという視点から調べてきた。現在は、ヒトと自然の精神的なつながりについての研究や、水辺や森の絶滅危惧動物の保全活動に取り組んでいる。中国山地の山あいで、幼いころから野生生物たちとふれあいながら育ち、気がつくとそのまま大人になっていた。1日のうち少しでも野生生物との"交流"をもたないと体調が悪くなる。自分では虚弱体質の理論派だと思っているが、学生たちからは体力だのみの現場派だと言われている。
内容
脱走ヤギは働きヤギに変身し、
逃げ出した子モモンガは自ら"お縄"になり、
砂丘のスナガニは求愛ダンスで宙を舞う……
コバヤシ教授の動物センサーは今日も絶好調!
自然豊かな大学を舞台に起こる
動物と人間をめぐる事件の数々を
人間動物行動学の視点で描く
大人気、先生!シリーズ。
どの巻から読んでも楽しめます。
【編集部より】
ヘビのようにつながって歩くジネズミ親子、
夏毛と冬毛を巧みに入れかえるヤギ、
自分の家族のニオイにまっしぐらの子モモンガ、
目の前のダンゴムシに手(舌)が出せないヒキガエル――。
本書は、ヤギ部で有名な公立鳥取環境大学の教授(2022年度より副学長)である著者が、
自然豊かなキャンパスと調査地で起こるさまざまな事件を動物行動学・進化心理学の視点から描いた大人気シリーズの最新刊です。
2007年にはじまり今作で17巻目となる「先生!シリーズ」ですが、
小林教授の動物センサーは今年もバッチリ絶好調。
今回も、LINEのおかげで思い出したある生き物とゼミ生の(教授にとって)「オーマイガッ」な出来事、
脱走ヤギたちを怖がらせたある「ニオイ」の話、
長年ともに過ごしたヤギ部のヤギ・クルミとの別れから生き物たちのまだ見ぬ生態を探る教授お得意の実験まで、
たくさんの感情に満ちた全8章をユーモラスな文章で綴りました。
自然にふれてワクワクしたり癒されたりする「ヒト」の特性を客観的に考察しつつ、
自然とかかわる一人の「私」としての感情を大切にする著者。
その姿勢は、自然環境やそこに生きる動植物たちに目を向け、
その存在を感じ、考え、知ろうとすることの意義を私たちに教えてくれます。