【MeL】音楽音響 (音響学講座 9)(DL不可)
亀川 徹, 足立 整治, 西口 磯春, 松谷 晃宏, 高橋 公也, 若槻 尚斗, 星野 悦子, 谷口 高士, 山本 由紀子, 三浦 雅展, 大田 健紘, 丸井 淳史 著
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内容
目次
1.楽器の音響学 1.1 楽器の発音原理 1.1.1 音が減衰する楽器 1.1.2 音が持続する楽器 1.2 弦鳴楽器 1.2.1 減衰振動弦楽器 1.2.2 擦弦楽器 1.3 気鳴楽器 1.3.1 リード木管楽器 1.3.2 金管楽器(リップリード楽器) 1.3.3 エアリード(エアジェット)楽器 1.4 膜鳴楽器 1.4.1 叩いた膜の過渡応答 1.4.2 膜鳴楽器における音高感 1.5 体鳴楽器 1.5.1 棒の固有周波数と境界条件 1.5.2 実際の楽器 1.6 楽器共鳴体の非線形性 1.6.1 弦の有限振幅振動 1.6.2 気柱の非線形性 引用・参考文献 2.音楽の心理学 2.1 音楽の認知 2.1.1 音楽の認知心理学研究の小史 2.1.2 メロディの認知 2.1.3 音楽の記憶 2.1.4 音楽認知の普遍的特性 2.2 音楽と感情 2.2.1 音楽の感情的性格と聴取者に生じた感情 2.2.2 感情カテゴリーに基づく主観感情測定 2.2.3 感情次元に基づく連続時間による主観感情測定 2.2.4 生理的指標による測定 2.2.5 音楽の感情的性格と音楽・音響的特徴との関係 2.3 協和感 2.3.1 協和の定義 2.3.2 数学的協和 2.3.3 物理学的協和 2.3.4 心理学的協和 引用・参考文献 3.音楽演奏の科学 3.1 演奏の記録 3.1.1 MIDIを用いた記録 3.1.2 音響波形の記録 3.2 演奏の分析 3.2.1 演奏分析の概要 3.2.2 ピアノ演奏の分析 3.2.3 ドラム演奏の分析 3.2.4 自動採譜 3.3 演奏の動作 3.3.1 筋電位信号による動作分析 3.3.2 モーションキャプチャによる演奏動作の解析 3.3.3 平均モーション法 引用・参考文献 4.音楽情報処理 4.1 和声の処理 4.1.1 和声法システム 4.1.2 和声のデータベース 4.1.3 和音名の認識 4.2 音響分析 4.2.1 周波数分析 4.2.2 解析信号による音楽音響信号の分析 4.3 音楽の理解 4.3.1 音楽情報検索の登場 4.3.2 テンポ,ビートの推定 4.3.3 音響特徴量 4.3.4 年代推定 4.4 音響合成 4.4.1 音響合成の全体像 4.4.2 合成 4.4.3 音の加工 4.5 自動編曲・作曲・伴奏 4.5.1 自動編曲・作曲・伴奏の目的 4.5.2 自動作曲と自動編曲 4.5.3 和声課題システムによる自動生成 4.5.4 吹奏楽楽曲を対象とした小編成向け楽譜の自動生成 4.5.5 自動編曲システム 4.5.6 自動伴奏システム 引用・参考文献 5.音楽・音響技術と社会 5.1 楽器の進化と音楽の変化 5.1.1 ピアノの誕生 5.1.2 コンサートホールとオーケストラと聴衆 5.1.3 電気楽器・電子楽器の誕生 5.1.4 シンセサイザの誕生 5.2 複製技術の進化と音楽の変化 5.2.1 蓄音機の誕生とレコード産業の隆盛 5.2.2 テープ録音機の誕生が音楽に与えた影響 5.2.3 ディジタル録音技術と音楽 5.2.4 複製時代の音楽 5.2.5 コンピュータと音楽 5.2.6 空間音響と音楽アーカイブ 引用・参考文献 索引