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新刊 書評掲載
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加耶/任那~古代朝鮮に倭の拠点はあったか~(中公新書 2828)

仁藤敦史  著

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価格 \990(税込)         
発行年月 2024年10月
出版社/提供元
中央公論新社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,238p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史
ISBN 9784121028280
商品コード 1039301984
NDC分類 221.036
基本件名 任那
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年11月5週
書評掲載誌 産経新聞 2024/11/10
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039301984

著者紹介

仁藤敦史(著者):仁藤敦史
1960(昭和35)年静岡県生まれ.89年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学.98年博士(文学).早稲田大学第一文学部助手,国立歴史民俗博物館歴史研究部准教授などを経て,2008年より教授.専攻・日本古代史.
著書に『古代王権と都城』(吉川弘文館,1998年),『古代王権と官僚制』(臨川書店,2000年),『女帝の世紀―皇位継承と政争』(角川選書,2006年),『卑弥呼と台与』(山川出版社日本史リブレット 2009年),『都はなぜ移るのか―遷都の古代史』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー,2011年),『古代王権と支配構造』(吉川弘文館,2012年),『藤原仲麻呂』(中公新書,2021年),『東アジアからみた「大化改新」』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー,2022年),『古代王権と東アジア世界』(吉川弘文館,2024年)など多数.

内容

加耶(かや)/任那(みまな)は3~6世紀まで存在した朝鮮半島南部の小国群名である。
『日本書紀』は任那と記し、「任那日本府」の記述などから長く倭の拠点と認識されてきた。だが戦後、倭の関与について強く疑義が呈される。歴史教科書の記述は修正が続き、呼称も韓国における加羅、さらには加耶へと変わった。
 他方で近年、朝鮮半島南部で倭独自の前方後円墳の出土が相次ぎ、倭人勢力説が台頭している。
 本書は、日韓歴史共同研究をはじめ東アジア古代史の大きな争点である同地の実態を実証研究から明らかにする。