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新刊
丸善のおすすめ度

シンギュラリティはより近く~人類がAIと融合するとき~

レイ・カーツワイル  著

高橋 則明  翻訳
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価格 \2,640(税込)         
発行年月 2024年11月
出版社/提供元
NHK出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 425p,21p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/理工学/情報学/情報学一般・その他
ISBN 9784140819807
商品コード 1039286394
NDC分類 007.3
基本件名 情報と社会
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年12月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039286394

著者紹介

レイ・カーツワイル(著者):レイ・カーツワイル:1948年ニューヨーク生まれ。AI研究開発の世界的権威。Google社で機械学習と自然言語処理の研究を率い、現在は同社の主任研究員兼AIビジョナリー。
MIT在学中に20歳で起業。以来、数々の発明品を世に送りだしてきた。おもなものに、CCDフラットベッドスキャナー、オムニフォント式OCRソフト、視覚障碍者用の文章読みあげ機、オーケストラ楽器を再現できるシンセサイザー「Kurzweil K250」などがある。
 「MITレメルソン賞」やアメリカの技術分野で最高の栄誉とされる「国家技術賞」を受賞し、全米発明家殿堂入りした。音楽技術における優れた業績によりグラミー賞も受賞。21の名誉博士号をもつ。PBS(公共放送サービス)「アメリカをつくった16人の革命家」のひとりにも選ばれている。
5冊の著作のうち、The Singularity Is Near(紙版『ポスト・ヒューマン誕生』/電子版改題『シンギュラリティは近い』NHK出版)とThe Age of Spiritual Machines(『スピリチュアル・マシーン』翔泳社)が邦訳されている。
高橋 則明(翻訳):高橋 則明:翻訳家。立教大学法学部卒業。おもな訳書に、デイヴィッド・J・チャーマーズ『リアリティ+(上)(下)』、ペドロ・J・フェレイラ『パーフェクト・セオリー』、ネイサン・ウルフ『パンデミック新時代』、ケン・シーガル『Think Simple』、クリス・アンダーソン『フリー』(いずれもNHK出版)などがある。

内容

その日が来る前に読め!

ニューヨーク・タイムズベストセラー!
テクノロジーの加速度的な進歩による人間社会の変化を予測して、ことごとく的中させてきたカーツワイルの最新話題作が、ついに日本上陸。彼が予測するAIが人間の知性を超える2029年はあと5年後に迫っている。そして私たちの知性が数百万倍に拡張し生物学的限界を超える特異点、シンギュラリティに達するのは、もはや時間の問題と言える。それはどのように実現するのだろうか?
本書で取りあげるのは、ナノロボットなどのデバイスを用いた原子レベルでの世界の再構築、現時点で120歳とされる生命の限界を超えた寿命の延長、脳をクラウドに接続することによる知性の拡大化、すべての産業におけるイノベーションの推進による貧困や暴力の減少など、私たちの幸福のあらゆる側面を向上させる指数関数的なテクノロジーの成長、再生可能エネルギーと3Dプリンティングの成長など多岐にわたる。一方で、バイオテクノロジー、ナノテクノロジー、人工知能のもつ危険性についても考察しており、AIが雇用に与える影響や自動運転車の安全性、そして故人をデータとDNAの組み合わせによって仮想的に復活させる「アフターライフ」技術など、現代的で最先端の論争についても言及する。

AIに携わること60年の研究の集大成である本書は、この科学と今後到来するAIによる社会革命に関するレイ・カーツワイルの最高傑作である。

イントロダクション/第1章 人類は六つのステージのどこにいるのか?/第2章 知能をつくり直す/第3章 私は誰?/第4章 生活は指数関数的に向上する/第5章 仕事の未来:良いか悪いか?/第6章 これからの三〇年間の健康と幸福/第7章 危険/第8章 カサンドラとの対話

目次