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心を交わす人工知能~言語・感情・倫理・ユーモア・常識~

荒木 健治, ジェプカ・ラファウ, プタシンスキ・ミハウ, ディバワ・パヴェウ  著

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価格 \3,080(税込)         
発行年月 2016年06月
出版社/提供元
森北出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 4p,193p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/理工学/情報学/人工知能
ISBN 9784627818019
商品コード 1020698892
NDC分類 007.13
基本件名 人工知能
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2016年07月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020698892

著者紹介

荒木 健治(著者):北海道大学 教授 工博
ジェプカ・ラファウ(著者):北海道大学 助教 Ph.D.
プタシンスキ・ミハウ(著者):北見工業大学 助教 Ph.D.
ディバワ・パヴェウ(著者):ポーランド クラクフ・ヤギェウォ大学 助教授 Ph.D.

内容

―― 人工知能は心を持てるのか? AI研究の現場から,感情・倫理・ユーモアなど心の要素ごとの研究事例を平易に紹介.

***

昨今,大きな期待が寄せられる人工知能(AI).「人間の職業を奪ってしまうのではないか」「自我を獲得して人類に歯向かうのではないか」などの危険性も指摘されます.人工知能が「心を持つ」のは間近のようにも言われますが,果たしてそうなのでしょうか? 実際にどんな仕組みで「心」を実現するのか/しうるのか,技術面についての理解は,意外と進んでいないのが現状です.

本書では,20年以上にわたりAI研究を手がけてきた著者らが,「AIの心」にまつわる研究が実際にどのように行われているのかを解説します.言語・感情・倫理・ユーモア・常識の各要素ごとに,自然言語処理をベースとした自らの研究紹介も交えながら,「心」の実現に向けたAI技術開発のリアルを伝えます.さらに,
・「意識」や「自我」をも備えたAIの実現にどれくらい近づいたのか
・そもそもAIに「心」は必要なのか
・「心を持つAI」の危険を最小化するために,いま何が必要か
などについても,独自の視点で論じます.

これから研究者を目指す学生や,一歩踏み込んだAI研究の具体的内容を知りたい方におすすめの1冊.

目次