岩波講座現代<7> 身体と親密圏の変容
菅原 和孝 著
内容
目次
1 「身体」としての現代("語る身体"の生成 潜在脳、自由意思、社会 関係としての身体-障害を生きる経験から 思弁的実在論と無解釈的なもの ポストメディア時代の身体と情動-フェリックス・ガタリから情動論的転回へ) 2 「家族」の終焉?(揺らぐ日本の近代家族 家族の多様性と社会の多様性-少子化をめぐって 近代家族の臨界としての日本型国際結婚) 3 「性」をめぐって(現代社会における性的差異と性関係-ラカン派精神分析の観点から 性的マイノリティをとりまく困難と可能性-同性愛者への寛容と構造的不正義)