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ぶち壊し屋~トランプがいたホワイトハウス2017-2021~<上>

ピーター・ベイカー, スーザン・グラッサー  著

伊藤 真  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \3,960(税込)         
発行年月 2024年09月
出版社/提供元
白水社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 468p,26p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治学一般
ISBN 9784560091272
商品コード 1039212669
NDC分類 312.53
基本件名 アメリカ合衆国-政治・行政
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年11月1週
書評掲載誌 読売新聞 2025/01/05
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039212669

著者紹介

ピーター・ベイカー(著者):(Peter Baker)
『ニューヨーク・タイムズ』のホワイトハウス主任担当記者。MSNBCの政治アナリストを務めると同時に、PBSの「ワシントン・ウィーク」にパネリストとして定期的に出演している。『ワシントン・ポスト』での20年に及ぶキャリアを含め、これまでにビル・クリントン、ジョージ・W・ブッシュ、バラク・オバマ、ドナルド・トランプ、ジョー・バイデンの5人の大統領を取材。著書に、The Breach: Inside the Impeachment and Trial of William Jefferson Clinton (2000)、Days of Fire: Bush and Cheney in the White House (2013)、Obama: The Call of History (2017) などがある。
スーザン・グラッサー(著者):(Susan Glasser)
『ニューヨーカー』誌のスタッフライターで、同誌のコラム「ワシントンからの手紙」を担当。CNNの国際問題アナリストも務める。10年に及ぶ『ワシントン・ポスト』在職中にビル・クリントンの弾劾報道を指揮したほか、モスクワ支局長を務め、イラク戦争、アフガニスタン戦争を取材。その後、『ポリティコ』『フォーリン・ポリシー』など、主要ニュースメディアの編集長を歴任。本書のほか、夫ピーター・ベイカーとの共著にKremlin Rising: Vladimir Putin's Russia and the End of Revolution (2005)、The Man Who Ran Washington (2020) がある。
伊藤 真(翻訳):ノンフィクションを中心に翻訳に従事。訳書にT・ヘイガー『エレクトリック・シティ』、P・コリアー『新・資本主義論』、J・ウォリック『ブラック・フラッグス(上下)』、B・ブライソン『アメリカを変えた夏 1927年』(以上、白水社)、C・R・ジェンキンス『告白』(角川文庫)、E・スレッジ『ペリリュー・沖縄戦記』(講談社学術文庫、共訳)、P・グロース『ブラディ・ダーウィン もうひとつのパール・ハーバー』(大隅書店)、ダライ・ラマ『ダライ・ラマ 科学への旅』(サンガ新書)、R・ゲスト『アフリカ 苦悩する大陸』、R・ニューワース『「見えない」巨大経済圏』、ワン・ジョン『中国の歴史認識はどう作られたのか』(以上、東洋経済新報社)ほか。

内容

2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件は、単なる異常な出来事ではなく、ドナルド・トランプが4年間にわたって繰り広げた、ワシントンに対するルールなき戦いの必然的なクライマックスだった──。本書は、歴代大統領を取材し続けてきたホワイトハウス主任記者が、300に及ぶ独占インタビューのほかプライベートな日記やメモ、メールなどの一次資料に基づいて、混乱に満ちた始まりから暴力的な結末に至るまでのトランプ政権のすべてを網羅し、その内情を詳細に描き出した決定版である。
噓、忖度、虚勢、欺瞞、脅迫、裏切り……ホワイトハウスの裏側からの独占的なスクープや、これまで伝えられてこなかった数々のエピソードを通して、緊張感に満ちながら、時にどこか滑稽な大統領執務室のシーンに読者を引き込んでゆく。
トランプは嘘を武器に敵を攻撃し、共和党を個人崇拝の集団に変え、選挙で敗北した後も権力にしがみつこうとした。アメリカの民主主義の未来が深刻な危機に瀕していることを明らかにした衝撃作。三牧聖子氏(同志社大学大学院准教授)推薦!

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