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松本清張の昭和史

保阪正康  著

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価格 \2,420(税込)         
発行年月 2024年02月
出版社/提供元
中央公論新社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 307p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784120057526
商品コード 1037995573
NDC分類 210.7
基本件名 昭和史発掘
個人件名 松本/清張
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年03月5週
書評掲載誌 読売新聞 2024/07/07
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037995573

著者紹介

保阪正康(著者):保阪正康
1939年北海道生まれ。ノンフィクション作家、評論家。個人誌「昭和史講座」の刊行など一連の昭和史研究により、2004年菊池寛賞受賞。2017年、『ナショナリズムの昭和』で和辻哲郎文化賞を受賞。著書に『死なう団事件』『東條英機と天皇の時代』『五・一五事件 橘孝三郎と愛郷塾の軌跡』『瀬島龍三』『後藤田正晴』『秩父宮』『吉田茂という逆説』『あの戦争は何だったのか』『昭和の怪物 七つの謎』『風来記 わが昭和史』など多数。

内容

社会派推理の開拓のみならず、小説、ノンフィクション、古代史、現代史など、領域を自在に超えた執筆活動を展開し、「国民作家」の名をほしいままにした松本清張。その膨大な仕事のなかでも、自らの同時代史に取り組んだ『昭和史発掘』『日本の黒い霧』は重要な柱といえる。清張は、軍部をはじめとする国家権力、二・二六事件で蹶起した将校たちにどのような眼差しをむけていたか。占領期に起きた不可解な事件をいかに捉えていたか。没後30年を経て、清張史観はいかに評価されるべきか。松本清張から「時代の記録者」としてバトンを託された著者が清張史観の核心を平易な文体で伝える。阿刀田高、加藤陽子各氏との対話を収録。