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ヨーロッパとゲルマン部族国家(文庫クセジュ 1028)
大月 康弘,
小澤 雄太郎
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\1,320(税込)
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発行年月 |
2019年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
161p,17p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ヨーロッパ史 |
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ISBN |
9784560510285 |
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商品コード |
1030073291 |
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NDC分類 |
230.3 |
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基本件名 |
西洋史-古代 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年06月5週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2019/06/09 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030073291 |
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著者紹介
マガリ・クメール(著者):ブルターニュ大学准教授。諸部族の移動、定住、民族アイデンティティ、文化形成などに関する論文多数。
ブリューノ・デュメジル(著者):パリ第10大学ナンテール校准教授。初期中世ヨーロッパ世界の宗教・文化史を専門とする。
内容
最新の研究成果を踏まえた一冊
1世紀から7世紀に定住したゲルマン人諸部族は、ローマ帝国と政治や文化の交流を重ねながら、独自の歴史を刻んだ。彼らは、今日のヨーロッパ世界を担う人びとの祖先といえるだろうか。本書は、19世紀以来の学問発展を踏まえ、研究の最新成果に立ち、古代末期から初期中世のゲルマン人諸部族の動勢に的確な展望を与える。
ギリシア・ローマ世界との接触、文明世界がみた「蛮族の国(バルバリクム)」に関する記述とその記述のあり方、後期ローマ帝国の諸部族の平和的定住、西ローマ帝国消滅後の自立的な部族国家の建設など、中世ヨーロッパ社会の根底における社会変容の諸相を紹介する。
現代ヨーロッパの基礎をかたちづくったとされる中世世界の基礎文化論にも論及し、最新の研究成果を盛り込む。流動化する現代ヨーロッパの理解にも大きな示唆を与えるだろう。