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なぜ大国は衰退するのか~古代ローマから現代まで~(日経ビジネス人文庫 は18-1)

グレン・ハバード, ティム・ケイン  著

久保 恵美子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,320(税込)         
発行年月 2019年06月
出版社/提供元
日本経済新聞出版社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 541p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史
ISBN 9784532198992
商品コード 1030532482
NDC分類 332
基本件名 経済-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年07月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030532482

内容

■ローマ帝国、明朝中国からオスマントルコやスペイン帝国、大英帝国にいたるまで。世界の大国はその時代で最大の経済力、政治力、軍事力をもつ国として登場したが、最終的には衰退してしまった。こうした大国の衰亡の根本的な原因は何なのか?
■ふたりの経済学者が、歴史上および現代の大国の興亡を、行動経済学、制度経済学、政治学をベースに読み解き、経済的不均衡が文明を崩壊させ、経済的な衰退は制度の停滞によって生み出されることを明らかにする。そして、米国が次に同じ運命をたどる可能性があり、現代日本も、明治維新以来、第二の衰亡か再起かの分岐に直面していると、警告する。
■大国の経済力を測るこれまでにない斬新な方法を提示、ローマ帝国、明朝中国、スペイン帝国、オスマントルコ帝国、日本、大英帝国、ユーロ圏、現代カリフォルニア州、米国それぞれの成功と失敗、発展の限界をつぶさに分析。ポール・ケネディ『大国の興亡』の「帝国が拡大しすぎが衰退の原因」との主張を退け、経済の不均衡を解決できない国家の政治的停滞こそが衰退の原因であることを明らかにする。
■歴史上の大国はなぜ没落したのか? 現代の大国が生き延びる道はどこにあるのか? 日本は没落の危機を免れるのか? 歴史に経済理論の光をあてて描「大国の経済学」。

目次