KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

事業を創るとはどういうことか~「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事~

三木言葉  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,980(税込)         
発行年月 2019年09月
出版社/提供元
英治出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 261p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/経営戦略・経営計画
ISBN 9784862762481
商品コード 1030976986
NDC分類 336.1
基本件名 経営計画
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2019年10月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030976986

著者紹介

三木言葉(著者):CROSS Business Producers株式会社 代表取締役 世界市場をターゲットにした新たな技術を用いた新事業創造が専門。様々な価値観の中にも共通する想いを見出し、事業成果創造への道筋を創り出す。 通信・メディア領域をはじめ、新しいテクノロジーを活用した案件に強みを持つ。 事業企画立案・実行戦略策定、市場化のための実証実験企画・実施コーディネートをはじめ、事業立ち上げの初期に必要となる国内外パートナシップ対象抽出・デューデリジェンス・アライアンス企画、実行チーム設計、人材採用・評価制度構築、事業スキーム締結(法人設立)、広報企画などに経験保有。 日本、米国、韓国、インド、フランス、英国、シンガポール、フィンランドをはじめ、様々な国においてプロジェクトを経験。 早稲田大学社会科学部卒業、早稲田大学商学研究科(MBA)修了、早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程(商学専攻)、IMD“MOBILIZING PEOPLE PROGRAM (MP)”修了、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)東京・ロンドンオフィス、富士通株式会社及び株式会社富士通総研を経て現職。

内容

心と数字を整えろ――。ストーリーで学ぶシンプル&パワフルな新規事業の実践論。
閉塞感、リスク、組織の壁、自身の迷いや恐れを乗り越えて「望む未来」を創り出すプロセスを臨場感あふれるストーリーを軸に解説。グローバル企業から中小企業、自治体まで、幅広いクライアントに伴走する事業開発プロフェッショナル、待望の著書。



★実体験に基づいて構成したビジネスストーリーを通じて、新規事業開発のステップ・課題・乗り越え方がよくわかる

★「温度感マップ」「ビジネスモデル図」「ステークホルダーマップ」「未来年表」等、実践的なツールを多数公開

★平和酒造、クリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク」、Farfetch(アパレルEC)の取り組み事例も紹介



序章 いま求められる事業開発とは
第1章 事業開発の全体像/ STORY(1) 巨大なミッション――100億円の新規事業を創れ
第2章 将来ビジョンを描く/ STORY(2) シグナル、目的、ビジョン――どのように未来を描くか
第3章 ビジネスを設計する/ STORY(3) コンセプトと構造――どのように具体化するか
第4章 心と数字を整える/ STORY(4) すべての起点は人の心――どのように組織を動かすか
第5章 事業を孵化させる/ STORY(5) トライアルから本展開へ――どのように現実を創造するか


▼著者からのメッセージ
・本書は事業開発のやり方を解説する本ですが、いわゆる理論書や教科書のようなものではありません。いま多くのビジネスパーソンに求められているのは、机上の理論ではなく、実用に耐えうるシンプルかつパワフルな思考の枠組みと、実践をイメージできる「お手本」ではないでしょうか。そのため本書は、私たちが実際に使っているいくつかのワークシートと、お手本となる事例のストーリーを軸に構成しています。(「はじめに」より)

・事業開発は楽しい仕事です。私が関わってきたクライアントの方々もみな、プロジェクトが進むにつれて、そのおもしろさを理解し、楽しみながら、新たな事業に挑戦されていきます。表情もイキイキとしてくる人が多いように感じます。新規事業に取り組む中で、会社で本当にやりたいことが見つかったとか、仕事のやりがいを取り戻したとか、今の仕事を選んだ理由を思い出したと語る人も大勢います。事業開発とは、自身の仕事の意味を問い直すことでもあるのだと思います。(「はじめに」より)

・新規事業開発は「温度ある経済の環」を作ることに他なりません。そのためには、関係者の感情を司る「心」と、目に見える成果を示す「数字」の両方に目を向けて、組織を動かすことが必要です。読者の皆さんにその担い手となっていただくのが本書の目的です。(序章より)

目次