EXAFSの基礎~広域X線吸収微細構造~
石井 忠男 著
著者紹介
内容
目次
A 散乱の量子力学 1 中心力場におけるシュレーディンガーの波動方程式 1.1 シュレーディンガーの波動方程式 1.2 球座標で表した波動方程式 1.3 クーロン場における波動方程式の解 1.4 自由空間における波動方程式の解 付録 2 散乱の量子力学 2.1 散乱の積分方程式 2.2 十分遠方における漸近解 2.3 グリーン関数 2.4 T行列 2.5 多散乱中心による一電子散乱とT行列 2.6 状態密度 付録 B EXAFS 3 EXAFS 3.1 EXAFS 3.2 内殻電子と光の相互作用 3.3 K殻電子放出に対する行列要素 3.4 EXAFS散乱行列の規則 3.5 基本EXAFS公式 3.6 基本EXAFS公式の球面波補正と多重散乱 付録 4 デバイ - ワラー因子 4.1 キュミュラント展開 4.2 EXAFSデバイ - ワラー因子 4.3 フォノン 4.4 調和振動に対するキュミュラント 4.5 EXAFSへの応用 - 調和振動子 4.6 二原子から成る一次元格子 4.7 非調和振動 - キュミュラント解析 4.8 動的および静的無秩序の分離できない系 付録 C XAFSとEELFS 5 EXAFSとXANES 5.1 シュレーディンガー方程式の形式解 5.2 遷移確率 5.3 一電子散乱とグリーン関数 5.4 遷移確率と多重散乱公式 付録 6 EXAFS理論の応用 - EELFS 6.1 EELFS 6.2 遷移確率 6.3 EELFSの公式 6.4 EELFS後方散乱公式