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板ばさみのロシア人~「プーチン時代」に生きる狡知と悲劇~
長﨑 泰裕
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\5,060(税込)
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発行年月 |
2023年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
437p,22p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
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ISBN |
9784560093801 |
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商品コード |
1036732678 |
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NDC分類 |
302.38 |
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基本件名 |
ロシア |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年12月2週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2024/01/13、東京・中日新聞 2024/01/14 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036732678 |
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著者紹介
ジョシュア・ヤッファ(著者):Joshua Yaffa
米サンディエゴ出身。学生時代に好奇心から学び始めたロシア語がきっかけでサンクトペテルブルクに留学、その後コロンビア大学などでジャーナリズムを学び、2016年から雑誌『ニューヨーカー』モスクワ特派員としてロシアを取材、英米の主要メディアにも寄稿し、ロシアによるウクライナ侵攻後も現地で精力的に活動を続けている。2021年、優れたジャーナリズム作品に授与されるジョージ・オーウェル賞(政治評論部門)を本書で受賞する。
長﨑 泰裕(翻訳):1956年神奈川県生まれ。国際基督教大学卒業後、1981年NHK入局。主に国際報道記者として、プラハ、ベルリン、ジュネーブ、モスクワ支局に勤務。「ベルリンの壁崩壊」後の欧州の政治状況、ユーゴ民族紛争等を中心に取材。2003年からNHK-BS1の夜の国際ニュース番組「きょうの世界」のキャスター(2003年~2007年)を務め、パリのNHKヨーロッパ総局長、神戸放送局長等を経て、現在は、(一財)NHK財団・国際事業本部・チーフ・プロデューサー。
内容
権威主義体制下の「プーチン時代」において、ロシア人は個人の志と国家や社会の要求という、二つの大きな圧力の間で「板ばさみ」に苛まれながらも、何が有利になるのか、「狡知」をはたらかせて生きている。本書は、抑圧下の現代ロシアを舞台に、主に7人の群像が活写される。
「プーチン政治の映像プロデューサー」とされる国営テレビ局の最高責任者から、チェチェン戦争の凄惨な現実を目の当たりにした人権活動家、尊敬を集めた聖職者で、教会を厳しく批判した神父、クリミアで親ロシア派として住民投票し、夢と現実の間で悩む実業家、ソ連強制収容所での流刑を経て、人権団体「メモリアル」の創設に参加した活動家、プーチン政権と歩調を合わせて慈善活動する医師、国家資金横領で自宅軟禁処分を受けた演劇界きっての演出家、開放的で野心もあるが、今ある安定を望む「プーチン世代」の普通の若者たちまで、多種多様なロシア人の軌跡を追い、その集団的な潜在意識を探る。
『ニューヨーカー』モスクワ特派員が、体制派から反体制派まで、各世代、各立場の人々に密着取材、プーチン支配下での葛藤と妥協、したたかな「ずる賢い人間」の心奥に迫る。