リモートセンシング事典
内容
目次
第1章 リモートセンシングの基礎 1-1 リモートセンシング 1-2 歴史:陸域のリモートセンシング 1-3 歴史:海洋のリモートセンシング 1-4 歴史:雪氷のリモートセンシング 1-5 歴史:大気のリモートセンシング 1-6 歴史:地球外のリモートセンシング 1-7 電磁波とその分類 1-8 放射の基本量と基本則 1-9 太陽放射と地球放射 1-10 放射伝達理論 1-11 地球大気の透過特性 1-12 大気粒子による電磁波の散乱 1-13 物体表面における電磁波の反射 1-14 地表面の光学特性(可視〜短波長赤外域) 1-15 地表面の光学特性(熱赤外域) 1-16 地表面の散乱・放射特性(マイクロ波域) 1-C 物理探査分野の遠隔計測技術 第2章 センサとプラットフォーム 2-1 センサの分類 2-2 様々なセンサ:可視近赤外センサ 2-3 様々なセンサ:短波長赤外センサ 2-4 様々なセンサ:熱赤外センサ 2-5 様々なセンサ:ハイパースペクトルセンサ 2-6 様々なセンサ:サウンダ 2-7 様々なセンサ:差分吸収分光計(DOAS) 2-8 様々なセンサ:合成開口レーダ(SAR) 2-9 様々なセンサ:地表設置型SAR(GB-SAR) 2-10 様々なセンサ:マイクロ波放射計 2-11 様々なセンサ:マイクロ波高度計 2-12 様々なセンサ:降雨レーダと雲レーダ 2-13 様々なセンサ:マイクロ波散乱計 2-14 様々なセンサ:テラヘルツ波センサ 2-15 様々なセンサ:ライダー 2-16 様々なセンサ:レーザスキャナ 2-17 様々なセンサ:地中レーダ(GPR) 2-18 センサの構成要素:姿勢制御用センサ 2-19 センサの構成要素:赤外検知器 2-20 センサの構成要素:分光系 2-21 センサの構成要素:校正系(可視〜短波長赤外域) 2-22 センサの構成要素:校正系(熱赤外域) 2-23 センサの構成要素:校正系(マイクロ波域) 2-24 センサの構成要素:冷却系 2-25 センサの構成要素:計測用アンテナ 2-26 センサの性能指標:幾何性能 2-27 センサの性能指標:ラジオメトリック性能 2-28 センサの性能指標:分光性能 2-29 プラットフォーム:人工衛星 2-30 プラットフォーム:超小型衛星 2-31 プラットフォーム:国際宇宙ステーション/日本実験棟「きぼう」 2-32 プラットフォーム:航空機 2-33 プラットフォーム:ドローン 2-34 主な衛星軌道:極軌道 2-35 主な衛星軌道:静止軌道 2-36 軌道要素と軌道計算 2-37 衛星の姿勢軌道制御系 2-38 人工衛星の打ち上げと試験 2-39 衛星センサの運用 2-C 様々な衛星軌道 第3章 地上系とシステム処理(運用側) 3-1 宇宙-地上間の通信系 3-2 宇宙-地上間の通信データ形式 3-3 データ処理レベル 3-4 幾何補正:衛星座標系と地心座標系 3-5 幾何補正:測地基準系 3-6 幾何補正:地図投影 3-7 雲晴識別 3-8 地上データ処理:可視〜短波長赤外センサ 3-9 地上データ処理:熱赤外センサ 3-10 地上データ処理:サウンダ 3-11 地上データ処理:SAR 3-12 地上データ処理:マイクロ波放射計 3-13 高次レベル処理 3-14 校正検証:可視〜短波長赤外域(陸域) 3-15 校正検証:可視〜短波長赤外域(海域) 3-16 校正検証:熱赤外域 3-17 校正検証:マイクロ波放射計 3-18 校正検証:月校正 3-19 校正検証:幾何校正 3-20 校正検証:波長校正 3-C 校正検証における国際的取組み 第4章 解析技術(ユーザ側) 4-1 データ形式:2次元ラスタデータ 4-2 データ形式:多次元ラスタデータ 4-3 データ形式:XML系データ 4-4 データ形式:ベクタデータ 4-5 画像間の位置合わせ 4-6 GCPを用いた幾何補正 4-7 有理多項式(RPC)を用いた幾何補正 4-8 姿勢データを用いた幾何補正 4-9 地形3Dモデルの作成 4-10 オルソ化とモザイク 4-11 大気補正:暗画素法とQUAC 4-12 大気補正:簡易手法と放射伝達コード 4-13 スペクトル強調処理 4-14 スペクトルライブラリ 4-15 リモートセンシングと機械学習 4-16 画像分類:概要 4-17 画像分類:k-means法とISODATA法 4-18 画像分類:最尤法 4-19 画像分類:ランダムフォレスト 4-20 画像分類:サポートベクタマシン 4-21 画像分類:深層学習 4-22 物体の検出 4-23 リニアメントとテクスチャ 4-24 影の検出と補正 4-25 時系列解析 4-26 熱慣性解析 4-27 超解像:概要 4-28 超解像:パンシャープン 4-29 超解像:複数画像超解像 4-30 超解像:スパース表現 4-31 超解像:ミクセル分解 4-32 超解像:深層学習 4-33 多偏波SAR解析 4-34 干渉SAR法とコヒーレンス解析 4-35 偏波干渉SAR解析 4-36 クラウドサービス:概要 4-37 クラウドサービス:Tellus 4-38 クラウドサービス:Google Earth Engine 4-C 衛星画像解析ソフト 第5章 陸 域 5-1 植生検出と植生指数 5-2 植生の一次生産 5-3 光合成有効放射 5-4 葉面積指数 5-5 フェノロジー 5-6 クロロフィル蛍光 5-7 バイオマス 5-8 森林の樹種分類と林相区分図 5-9 樹高計測 5-10 森林管理への利用 5-11 ナラ枯れとマツ枯れ 5-12 地上検証 5-13 精密農業とスマート農業 5-14 穀物生産量の推定 5-15 渇水と水ストレス 5-16 土壌劣化 5-17 病虫害 5-18 土壌水分の推定 5-19 地質マッピング 5-20 鉱物資源開発への利用 5-21 石油・天然ガス開発への利用 5-22 都市植生への利用 5-23 ヒートアイランドと熱収支解析 5-24 夜間の光の観測と利用 5-25 土地利用・被覆図の作成 5-26 発電所・工場の温排水 5-27 測量分野における利用 5-28 構造物のヘルスモニタリング 5-29 廃棄物の不法・不適正投棄の監視 5-30 砂漠への利用 5-31 湿原への利用 5-32 野生動物と獣害の把握 5-33 考古学への利用 5-C 地上,航空機,衛星観測による大規模国際実験 第6章 水 域 6-1 水域の検出 6-2 水中の放射伝達 6-3 沿岸域と外洋域の違い 6-4 正規化海水射出輝度の推定 6-5 水中光学特性の推定 6-6 海洋のクロロフィルa濃度の推定 6-7 海洋の有色溶存有機物・懸濁物質濃度の推定 6-8 海洋における基礎生産の推定 6-9 熱赤外センサによる海面温度の推定 6-10 マイクロ放射計による海面温度の算出 6-11 海上風の計測 6-12 海面高度・波の推定 6-13 海流解析 6-14 海水の塩分の推定 6-15 海洋漂流物とマイクロプラスチック 6-16 エルニーニョおよびラニーニャの監視 6-17 海洋炭素収支の推定 6-18 漁場予測への利用 6-19 養殖への利用 6-20 沿岸域における濁水の検出 6-21 沿岸域における赤潮・青潮の検出 6-22 沿岸域における水深の測定 6-23 汀線のモニタリングと海面上昇量推定 6-24 サンゴ礁への利用 6-25 藻場への利用 6-26 干潟への利用 6-27 マングローブ湿地への利用 6-28 船舶運航支援への利用 6-29 漁船の検出 6-30 河川流れと水資源 6-31 湖沼への利用 6-32 河川への利用 6-33 ため池への利用 6-C 海洋生物の音響リモートセンシング 第7章 雪 氷 7-1 積雪域 7-2 積雪の汚れ・粒径・アルベド 7-3 雪氷微生物(暗色域) 7-4 積雪深(水量) 7-5 湖氷分布と湖氷厚 7-6 永久凍土 7-7 山岳氷河と氷河湖 7-8 南極の氷河・氷床 7-9 接地線 7-10 氷床の変動と質量収支 7-11 氷河の流動と変動 7-12 海氷密接度 7-13 海氷厚 7-14 海氷の動き 7-15 海氷生成量 7-16 海氷のアルベドと分類 7-17 海氷の夏季の融解 7-18 北極海氷と北極海航路 7-C 南極・グリーンランドにおける地上検証観測 第8章 大気・気象 8-1 短波放射と長波放射 8-2 気温プロファイルの推定 8-3 水蒸気量の推定 8-4 オゾン量の推定 8-5 温室効果ガス濃度の推定 8-6 大気汚染物質濃度の推定 8-7 エアロゾルの観測 8-8 雲の検出 8-9 雲特性の推定 8-10 降雨の観測 8-11 水蒸気同位体比の観測 8-12 数値気象予報とデータ同化 8-13 掩蔽法による大気観測 8-14 大気ライダー観測 8-15 ウィンドプロファイラ 8-16 台風の観測 8-17 黄砂の観測 8-18 雷の観測 8-19 オーロラの観測 8-20 気象分野における検証 8-C 測位衛星を利用した大気観測 第9章 災 害 9-1 氾濫域の検出と利用 9-2 高潮と津波 9-3 天然ダムの決壊 9-4 氷河湖決壊洪水(GLOF) 9-5 ため池の崩壊 9-6 海面上昇 9-7 地滑り 9-8 液状化 9-9 土石流 9-10 地震による建造物損壊 9-11 地震による地殻変動の検出 9-12 火山の表面温度監視 9-13 火山の地形と山体変形 9-14 噴煙・火山灰・火山ガス 9-15 火山灰の降灰分布 9-16 海底火山 9-17 溶熔岩流・火砕流・融雪型火山泥流 9-18 林野火災 9-19 泥炭火災 9-20 熱波 9-21 公衆衛生分野 9-22 油流出事故 9-C リモートセンシングによる東日本大震災モニタリング 第10章 様々な観測衛星・センサ 10-1 我が国のリモートセンシング・プロジェクトの動向 10-2 海外のリモートセンシング・プロジェクトの動向 10-3 ALOSシリーズ 10-4 ALOSシリーズの光学センサ:PRISM,AVNIR-2 10-5 ALOSシリーズのSAR:PALSAR,PALSAR-2,PALSAR-3 10-6 AMSRシリーズ 10-7 GCOM-CとSGLI 10-8 CIRC 10-9 静止光学衛星 10-10 Landsatシリーズ 10-11 NASA EOS計画 10-12 MODIS 10-13 ASTER 10-14 Decadal Survey 10-15 GEDI 10-16 SBGとECOSTRESS 10-17 SPOTシリーズ 10-18 Copernicus計画とSentinel衛星シリーズ 10-19 Sentinelシリーズの光学センサ 10-20 SentinelシリーズのSAR 10-21 Sentinelシリーズの大気観測センサ 10-22 AVIRIS 10-23 HISUI 10-24 海外の衛星搭載型ハイパースペクトルセンサ 10-25 ASNARO 10-26 世界の気象衛星観測網 10-27 ひまわり 10-28 GOES 10-29 気象衛星NOAAとSuomi NPP 10-30 全球降水観測計画(GPM) 10-31 TOMSとOMI 10-32 赤外サウンダ:AIRS,IASI,CrIS 10-33 GOSATシリーズ 10-34 OCOシリーズ 10-35 民間団体による温室効果ガス観測衛星 10-36 EarthCARE 10-37 SeaWiFS 10-38 SMOSとSMAP 10-39 TOPEX/PoseidonとJasonシリーズ 10-40 ICESat-2 10-41 Cryosat-2 10-42 GRACE 10-43 高分解能衛星の動向 10-44 小型商用衛星 10-45 大学発の超小型衛星 10-46 位置天文観測衛星 10-47 宇宙望遠鏡 10-48 月の観測ミッション 10-49 火星の観測ミッション 10-50 金星の観測ミッション 10-51 小惑星の観測ミッション 10-52 太陽の観測ミッション 10-C 次世代の衛星リモートセンシング・プロジェクト 第11章 リモートセンシングを取り巻く環境 11-1 宇宙基本法 11-2 宇宙条約と各国の宇宙活動法 11-3 衛星リモートセンシング法 11-4 航空法 11-5 ドローンの規制 11-6 測量系の法律 11-7 海洋基本法 11-8 気候変動適応法 11-9 地球温暖化対策の推進に関する法律 11-10 パリ協定 11-11 SDGs 11-12 地球観測の国際協調 11-13 Future Earth 11-14 センチネルアジアと国際災害チャータ 11-15 戦略的イノベーション創造プログラムSIP(防災・減災) 11-16 国連の防災枠組 11-17 リモートセンシング・タスクフォース活動 11-C 学術コミュニティ