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家族、この不条理な脚本~家族神話を解体する7章~

キム ジヘ  著

尹 怡景  翻訳
梁永山 聡子  他
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,980(税込)         
発行年月 2024年07月
出版社/提供元
大月書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 237p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/家族・世代
ISBN 9784272350636
商品コード 1038580647
NDC分類 367.3
基本件名 家族
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2024年08月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2024/09/21
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038580647

著者紹介

梁永山 聡子(他):大学非常勤講師、アジア女性資料センター理事、ふぇみ・ゼミ運営委員、在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会委員。専門は社会学・ジェンダー・フェミニズム研究、社会運動論、朝鮮半島の歴史と社会運動。著書に『右傾化・女性蔑視・差別の日本の「おじさん」政治』(編著、くんぷる)ほか。(2022.3)

内容

LGBTの権利や性教育を認めれば「家族が崩壊」する?私たちを無意識に拘束する「健全」な家族という虚像が作りだす抑圧や差別、排除を可視化する。日韓累計25万部『差別はたいてい悪意のない人がする』著者待望の第二作。

[目次]

プロローグ 家族という脚本
第1章 どうして嫁が男じゃいけないの?
第2章 結婚と出産の絶対公式
第3章 望まれない誕生、許されざる出産
第4章 役割は性別によって平等に分業できる?
第5章 家族の脚本を学ぶための性教育
第6章 不平等な家族の脚本
第7章 脚本のない家族
エピローグ マフィアゲーム
解説 空気のような存在としての家族、問題の因子としての家族(梁・永山聡子)

★各分野識者が絶賛!

日本の私たちもまったく同じ風景を見ている、同じ滅びの道を辿っている…と何度も思った。
「家族という脚本」を強制し続けることによって個人が抑圧され、幸せに生きていけない社会。
そんなところにいたくないと思う人に、ぜひ届いてほしい。
――太田啓子(弁護士、『これからの男の子たちへ』著者)

「正常な家族」がある限り、「異常な家族」という烙印(スティグマ)は残り続ける。
家族というシナリオには、女性差別や同性愛差別、優生思想や外国人嫌悪が流れ込んでいる。
いま「家族」を再考するための、最良の一冊。
――高井ゆと里(群馬大学准教授、『トランスジェンダー入門』著者)

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