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プライバシーなんていらない!?~情報社会における自由と安全~

ダニエル・J・ソロブ  著

大島 義則, 松尾 剛行, 成原 慧, 赤坂 亮太  翻訳
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価格 \3,080(税込)         
発行年月 2017年04月
出版社/提供元
勁草書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 11p,243p,25p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784326451104
商品コード 1024293240
NDC分類 316.1
基本件名 プライバシー
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2017年06月2週
書評掲載誌 日本経済新聞 2017/06/24
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024293240

著者紹介

ダニエル・J・ソロブ(著者):ダニエル・J・ソロブ(Daniel J. Solove)

ジョージ・ワシントン大学ロースクール、ジョン・マーシャル・ハーラン研究所教授。また、企業、法律事務所、医療機関、学校などにプライバシーとデータセキュリティのトレーニングプログラムを提供するTeachPrivacy の創設者でもある。プライバシー法の世界的な第一人者であり、著書や教科書も多数。Privacy + Security Blog やLinkedIn(thought leader)のブログでも、情報発信を行っている。
大島 義則(翻訳):大島 義則(おおしま よしのり)

弁護士法人長谷川法律事務所弁護士(第二東京弁護士会所属)、専修大学法科大学院教授。2006年慶應義塾大学法学部法律学科卒。2008年慶應義塾大学大学院法務研究科修了。2009年弁護士登録。主著として、『憲法ガール Remake Edition』(法律文化社、2018年)、『実務解説 行政訴訟』(編著、勁草書房、2020年)、ダニエル・J・ソロブ『プライバシーなんていらない!? 情報社会における自由と安全』(共訳、勁草書房、2017年)。
松尾 剛行(翻訳):松尾 剛行(まつお たかゆき)
桃尾・松尾・難波法律事務所パートナー 弁護士(第一東京弁護士会)・ニューヨーク州弁護士. 主な著書・訳書『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』(共著, 勁草書房, 平成31年), 『都市行政の最先端』(共著, 日本評論社, 平成31年), 『AI・HRテック対応人事労務情報管理の法律実務』(弘文堂, 平成31年), 『ロボット法』(共訳, 勁草書房, 平成30年).
成原 慧(翻訳):成原 慧(なりはら さとし) 
九州大学法学研究院准教授。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位修得退学後、東京大学大学院情報学環助教、総務省情報通信政策研究所主任研究官などを経て現職。専門は情報法。主な著作として、『表現の自由とアーキテクチャ:情報社会における自由と規制の再構成』(勁草書房、2016年)、『AIがつなげる社会:AIネットワーク時代の法・政策』(共編著、弘文堂、2017年)、『アーキテクチャと法:法学のアーキテクチュアルな転回?』(共著、弘文堂、2017年)などがある 。
赤坂 亮太(翻訳):赤坂 亮太(あかさか りょうた)

国立研究開発法人産業技術総合研究所特別研究員.

内容

「プライバシー」と「安全」が衝突したとき、われわれはいかに考え行動すべきか。プライバシーの本質的価値を浮き彫りにする啓蒙書。

「やましいことがないのであれば、安全のために、あなたのプライバシーを開示するのは問題ないのでは?」。この問いを基点として、プライバシーの価値、安全との関係、憲法上の権利としてのプライバシーの性格、新しい技術との関係・対応について、豊富な具体例を通して詳細に論じる。危機に瀕するプライバシーを救うために。

目次