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心を測る~現代の心理測定における諸問題~

デニー・ボースブーム  著

下司忠大, 三枝高大, 須藤竜之介, 武藤拓之  翻訳
仲嶺真  監修
在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間 
価格 \4,840(税込)         
発行年月 2022年12月
出版社/提供元
金子書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 11p,226p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/心理学史・心理学理論
ISBN 9784760824441
商品コード 1035193287
NDC分類 140.7
基本件名 精神検査
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年01月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035193287

内容

心理測定は「心」を測れているのか?
現代の心理測定の理論的・科学哲学的基盤が詳細に論じられ、心理測定における妥当性の革新的な考え方が提唱されている。
心理学に留まらず、教育学、看護学、医学、統計学、計算科学など幅広い領域で「心」の測定を扱う研究者にとって必携の書である。

目次より

心の測り方
巻頭言
Measuring the mind: Conceptual issues in contemporary psychometrics
の日本語版への序文

1 序論
1.1 測定される心
1.2 測定モデル
1.3 科学哲学

2 真の得点
2.1 はじめに
2.2 真の得点に関する3つの観点
2.2.1 形式的立場
2.2.2 経験的立場
2.2.3 存在論的立場
2.3 考察

3 潜在変数
3.1 はじめに
3.2 潜在変数に関する3つの視点
3.2.1 形式的立場
3.2.2 経験的立場
3.2.3 存在論的立場
3.3 心理学への示唆
3.4 考察

4 尺度
4.1 はじめに
4.2 測定尺度の3つの観点
4.2.1 形式的立場
4.2.2 経験論的立場
4.2.3 存在論的立場
4.3 考察

5 測定モデル同士の関係
5.1 導入
5.2 結びつきの水準
5.2.1 統語論
5.2.2 意味論と存在論
5.3 考察
5.3.1 理論的地位
5.3.2 確率の解釈
5.3.3 妥当性および測定の関係
5.3.4 理論的帰結

6.1 はじめに
6 妥当性という概念
6.2 存在論vs認識論
6.3 指示対象vs意味
6.4 因果関係vs相関関係
6.5 妥当性をどこに求めるか
6.6 考察

索引

目次