内容
『日国』を編んだ者達の記録と記憶
『日本国語大辞典』は、総項目数50万、用例数100万を収録したわが国最大にして唯一の大型国語辞典。
国語学・国文学の専門家にとどまらず、歴史・仏教・漢籍・民俗などの各界の権威、経済・法律などの社会科学、および動物・植物など自然科学の研究者など、3,000人以上におよぶ識者によって40年以上の歳月を費やし完成しました。
その『日本国語大辞典』、通称『日国(にっこく)』の初版と第二版を、編集委員会の中心として支え、編んだ、故・松井栄一(まついしげかず)の最後の著作(新書)に、第二版編集長・佐藤宏の解説、松井栄一と佐藤宏の対談や初版刊行時のインタビューも加えて大幅増補。秘蔵写真も。
【編集担当からのおすすめ情報】
日本語の生きた資料、日本人の財産である『日本国語大辞典』を編んだ松井栄一(まついしげかず)先生の「最後の著作となった新書(『日本人の知らない日本一の国語辞典』)」に、初版編集長との対談、第二版編集長との対談を加えた改訂版。
生涯をかけて、日本最大・50万項目の辞書を編んだ松井栄一先生の記憶と記録を、秘蔵写真を交えて紹介します。