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スクールソーシャルワークハンドブック~実践・政策・研究~

キャロル・リッペイ・マサット, マイケル・S・ケリー, ロバート・コンスタブル  著

山野 則子, 駒田 安紀, 佐藤 亜樹, 厨子 健一, 半羽 利美佳, 比嘉 昌哉, 平尾 桂, 横井 葉子  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \22,000(税込)         
発行年月 2020年11月
出版社/提供元
明石書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,620p
大きさ 27cm
ジャンル 和書/社会科学/教育学/教育心理学
ISBN 9784750351117
商品コード 1032492113
NDC分類 371.43
基本件名 スクールソーシャルワーク
本の性格 学術書/実務向け
新刊案内掲載月 2021年01月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032492113

著者紹介

キャロル・リッペイ・マサット(著者):(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校にてソーシャルワーク修士号、博士課程修了)
 インディアナ大学サウスベンド校のソーシャルワーク教授であり、同校で行われているソーシャルワークプログラムの主導者である。2012年にインディアナ大学サウスベンド校で新たなBSW(ソーシャルワーク学士)プログラムを設立して以来、プログラムは毎年2倍に規模が拡大している。雑誌『スクールソーシャルワーク(School Social Work Journal)』の元編集者であり、イリノイ州学校ソーシャルワーカー協会(IASSW)取締役を長年務めていた経験を持つ。その後、イリノイ大学シカゴ校ジェーンアダムス社会事業学部で、スクールソーシャルワーク課程の課程長を務め、スクールソーシャルワーク実践、政策、および研究コースを指導していた。ソーシャルワークに関する数多くの著作があり、日本や中国を含む世界各地のスクールソーシャルワークについての講演に招かれている。イリノイ州ディケーターでソーシャルワーカーとして10年間勤務したことから、2013年にIASSWから生涯達成賞を授与され、全米ソーシャルワーカー協会…
マイケル・S・ケリー(著者):(イリノイ大学シカゴ校にてソーシャルワーク修士課程修了、博士課程修了。認定臨床ソーシャルワーカー)
 ロヨラ大学のソーシャルワーク准教授でパートナーシッププログラムのディレクターである。それ以前は、シカゴにおいてスクールソーシャルワーカー、ファミリーセラピスト、キリスト教系ユースグループ指導者を14年間務めていた。スクールソーシャルワーク、エビデンスに基づく実践(EBP)、効果的な青少年教育(positive youth development)に関する執筆件数は本、記事、共著において50以上にわたる。雑誌『学校における精神保健促進の発展(Advances in School Mental Health Promotion Journal)』の副編集長を務め、雑誌『学校精神保健(School Mental Health)』、雑誌『スクールソーシャルワーク(School Social Work Journal)』の編集委員も務めている。最近では、ロードアイランド州、ワイオミング州、カナダ、チリ、日本の研究者や開業医に、学校精神保健とEBPに関する自身の研究を紹介するなどして…
ロバート・コンスタブル(著者):(ロヨラ大学にてソーシャルワーク修士課程修了、ペンシルバニア大学ソーシャルワーク博士課程修了)
ロヨラ大学ソーシャルワーク名誉教授。インディアナ州ゲーリー、ペンシルベニア州フィラデルフィア、イリノイ州エヴァンストン、そしてヘッドスタートプロジェクトにおいて、スクールソーシャルワーカーとして活動していた。ソーシャルワーク教育に従事し、ウエストチェスター州立大学、イリノイ大学シカゴ校、ロヨラ大学、ヨーロッパの複数の大学で教鞭をとった。イリノイ大学シカゴ校とロヨラ大学でスクールソーシャルワークの修士課程を組織した。1992年から1997年において、リトアニアのヴィタウタスマグナス大学で最初のソーシャルワーク修士課程(大学院プログラム)を共同主導した。雑誌『教育現場におけるソーシャルワーク(Social Work in Education)』の元編集者でもある。ソーシャルワーク関連の出版物を100以上執筆した。現在、個人開業ソーシャルワーカーとして働いている。
山野 則子(監修):大阪府立大学人間社会学システム科学研究科教授。博士(人間福祉)。内閣府子どもの貧困対策に関する検討会構成員、厚生労働省社会保障審議会児童部会委員、文部科学省第9期中央教育審議会委員などを歴任。大阪府教育委員会ほかスクールソーシャルワーカー・スーパーバイザー。主な著書に、『子どもの貧困調査』(編著、明石書店、2019)、『学校プラットフォーム』(単著、有斐閣、2018)、『エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク』(編著、明石書店、2015)、『よくわかるスクールソーシャルワーク』(共編著、ミネルヴァ書房、2012)、『子ども虐待を防ぐ市町村ネットワークとソーシャルワーク』(単著、明石書店、2009)、『スクールソーシャルワークの可能性』(共編著、ミネルヴァ書房、2007)など。
駒田 安紀(監修):大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科・神戸学院大学現代社会学部非常勤講師。2012~2017年、大阪府立大学山野則子研究室特認助教。博士(人間・環境学)、専門社会調査士、社会福祉士。専門は医療社会学、社会調査、社会福祉学。主な論文・著書に、「アトピーの病因をめぐる言説―朝日新聞記事の分析より」『日本保健医療行動科学会雑誌』3巻1号(2017年)、『エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク』(共著、明石書店、2015)など。
佐藤 亜樹(監修):東洋大学社会学部社会福祉学科准教授。米国コネチカット大学大学院ソーシャルワーク学部博士課程修了(Ph.D.取得)。厚生労働行政推進調査事業助成金「身体障害者補助犬の質の確保と受け入れを促進するための研究」協力者。主に、飼い主にとってのペットの存在の意味について、また、飼い主のペットとの愛着関係の強さや質が、飼い主の幸福(well-being)や行動にどのような影響を及ぼすのかを、研究している。また、ぺットとの愛着関係の強さや質が、災害時の飼い主の避難行動にどのように影響を及ぼすのか、家庭内での動物虐待や児童虐待との関連性、ペットを失った飼い主の悲嘆への支援についても研究中である。
厨子 健一(監修):愛知教育大学教育学部教育支援専門職養成課程・福祉講座講師。修士(社会福祉学)。社会福祉士。専門社会調査士。主な著書に、『エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク』(共著、明石書店、2015)、『よくわかるスクールソーシャルワーク』(共著、ミネルヴァ書房、2012)など。
半羽 利美佳(監修):武庫川女子大学文学部心理・社会福祉学科教授。兵庫県教育委員会スクールソーシャルワーカー・スーパーバイザー(ほか2自治体)、赤穂市スクールソーシャルワーカー。主な著書に、『よくわかるスクールソーシャルワーク』(共編著、ミネルヴァ書房、2012)、『よくわかる地域福祉』(分担執筆、ミネルヴァ書房、2019)など。
比嘉 昌哉(監修):沖縄国際大学、総合文化学部人間福祉学科、教授。修士(社会福祉学)。社会福祉士。沖縄県児童相談所児童虐待にかかる外部専門家、沖縄県内複数自治体にてスクールソーシャルワーカー・スーパーバイザー。主な著書に、『沖縄子どもの貧困白書』(共著、かもがわ出版、2017)、『すべての子どもたちを包括する支援システム』(共著、せせらぎ出版、2016)、『スクールソーシャルワーク実践技術』(共著、北大路書房、2015)など。
平尾 桂(監修):Ph.D.(ソーシャルワーク。コネチカット大学)。2019年度は大阪府立大学山野則子研究室客員研究員および同志社大学社会学部非常勤講師。主たる関心領域は児童青少年のスクール・コネクテッドネスと家族システムの機能との関係性に関する研究。
横井 葉子(監修):聖徳大学心理・福祉学部社会福祉学科准教授。修士(社会福祉学)。愛川町教育委員会スクールソーシャルワーカー。東京都内の複数自治体にてスクールソーシャルワーカー・スーパーバイザー。社会福祉士、精神保健福祉士。主な著書に、『エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク』(共著、明石書店、2015)、『子どもの貧困対策と教育支援』(共著、明石書店、2017)など。

内容

米国で長くスクールソーシャルワークのための不朽の教科書と評価されてきた基本図書。エビデンスに基づく実践だけでなく、学校組織や政策との関連、マクロ実践まで豊富な事例と内容から論じ、これからのソーシャルワークの実践と教育には欠かせない必読書である。

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