機嫌のいいチームをつくる
吉井理人 著
内容
目次
プロローグ まさかの監督就任 第1章 監督としての「心得」を定める 選手に主体性を持たせる 恐怖心より適度な緊張感 キャプテン不在のリーダーシップ すべての責任を引き受ける 勝つことにどん欲になる あらゆる情報をオープンにする 勝利へのプロセスを考え抜く 栗山英樹監督から得た「軸」の置き方 臆さずに意見を言える環境を整える 第2章 チームの「土台」をつくる コミュニケーションをチームの土台にする 全体ミーティングという名の化学反応 偶然のコミュニケーションを創出する 話す内容を吟味する 相手の個性に響くコミュニケーションとは ① ベテランとのコミュニケーション ② 若手や協調性が低い選手とのコミュニケーション ③ 専門スタッフとのコミュニケーション ④ コーチとのコミュニケーション ⑤ 不満を抱えている選手とのコミュニケーション 勝つために必要な「演技」 ① 表情をつくる ② 怒る ③ 演じる ④ 伝える ⑤ 通達する 第3章 勝利を狙いつつ「育成」を推進する 勝利と育成は車の両輪 現場のコーチを生かす 的確な目標を引き出す「質問」「観察」「代行」 監督の顔色を見て行動するコーチはいらない 選手を自立させるコーチであれ 期待値と実績のギャップを埋める コーチを分業制にして能力を際立たせる 「ひとりで考える時間」を確保する 第4章 「心理的安全性」を確立しチーム力を高める 勝てる組織に欠かせない「チーム力」とは 変えるべき文化、残すべき文化 安心して戦えるチームをつくる チーム力を飛躍させる「打ち手」 チーム力を高めるコミュニケーション術 ① 個別に呼んで話をする ② 雑談 ③ 振り返り ④ 選手を鼓舞するミーティング ⑤ 全体ミーティング 第5章 チームを「勝利」に導く チームが目指す究極のゴールとは 緻密な戦略・戦術が勝負を分ける データと勘を融合させる データを読み解き勝利を掴む 準備に優先順位をつける 選手の心に火をつける言葉 監督の意思決定とコミュニケーション戦略 エピローグ 機嫌のいいチームをつくる