丸善のおすすめ度
最後の資本主義
雨宮 寛,
今井 章子
翻訳
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\2,420(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2016年12月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
17p,346p,17p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史 |
---|
|
|
ISBN |
9784492444405 |
---|
|
商品コード |
1022886065 |
---|
NDC分類 |
332.06 |
---|
基本件名 |
資本主義 |
---|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2017年01月2週 |
---|
書評掲載誌 |
日本経済新聞 2017/01/15、朝日新聞 2017/01/22、毎日新聞 2017/01/29、朝日新聞 2017/12/24 |
---|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022886065 |
---|
著者紹介
ロバート・B.ライシュ(著者):1946年ペンシルバニア州生まれ。カリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院教授。ビル・クリントン政権時の労働長官、オバマ大統領のアドバイザー等を歴任。著書に「勝者の代償」など。
内容
ライシュの提案する、新しい資本主義の形。政府か市場か、の二者択一ではなく、市場メカニズムの根幹となる市場のルールを見直すことで、資本主義を壊すことなく、サステナブルな資本主義を構築できる。 市場メカニズムのルール自体が、勝者だけが勝ち続け、富が一方的に上方に移動するような仕組みになっている。ここにメスを入れずして、ゲーム終了時の所得再分配の率だけを議論しても意味がない。ルールそのものを、そして資本主義そのものを、一部の勝者のためだけに利するものではなく、大勢の人が生き残っていけるようなものにしていこう。 このままでは、人間の働くことの価値はますます小さくなり、稼ぐことのできるものは資本のみとなってしまう。技術が発達し、ロボットがどんなにすばらしい財・サービスを提供できても、それを買うことのできる層は消滅する。そしてロボットが代替するのは単純労働だけではないのだ。頭脳労働でさえも、ロボットにとって代わられる時代が来ている。 今こそ、新しいルールの下で資本主義を立て直さなければならない。そうでないと、資本主義はその土台部分から壊れてしまう。