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丸善のおすすめ度

国宝<下> 花道篇(朝日文庫 よ16-7)

吉田修一  著

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価格 \880(税込)         
発行年月 2021年09月
出版社/提供元
朝日新聞出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 431p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784022650092
商品コード 1033563228
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2021/10/09
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033563228

内容

鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにあるーー。芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか? 朝日新聞連載時から大きな反響を呼んだ、著者渾身の大作。