国際比較調査の方法と解析
真鍋一史 著
内容
目次
第1部 国際比較調査の方法 1 国際比較調査の系譜・現状・課題 Ⅰ 価値観の研究の視座 ——その測定の方法とリアリティをめぐって—— Ⅱ 質問紙法にもとづく国際比較調査の現状と課題 2 国際比較調査における測定の等価性の分析 ——レスポンス・スケールを中心に—— Ⅲ 国際比較調査におけるレスポンス・スケールの等価性に関する研究(1) Ⅳ 国際比較調査におけるレスポンス・スケールの等価性に関する研究(2) 第2部 国際比較調査のデータ解析 1 家庭・仕事・結婚 Ⅴ 家庭・仕事・結婚についての意識と行動の国際比較 ——「ISSP国際比較調査」から—— 2 ナショナル・アイデンティティ Ⅵ ナショナル・アイデンティティの構造 ——「ISSP国際比較調査」のデータ解析—— Ⅶ ナショナル・アイデンティティの国際比較 ——探索的データ解析の試み—— 3 宗 教 Ⅷ 家族と宗教——価値志向の視座からの理論的考察—— Ⅸ ドイツと日本における家族と宗教の国際比較(1) ——「ISSP宗教調査」のデータ解析—— Ⅹ ドイツと日本における家族と宗教の国際比較(2) ——「世界価値観調査(World Values Survey)」データの解析—— 4 ウェル・ビーイング(Well-being) ⅩⅠ Well-beingの構造の国際比較 ——「世界価値観調査(World Values Survey)」データによる検 証—— 5 科学・技術・環境 ⅩⅡ 中国における不安感・科学観・環境意識の諸相とその変化の方向 6 日 本 語 ⅩⅢ 外国における日本語——日本語の国際化を考える指標—— ⅩⅣ ポストモダンの価値観と言語意識 ——母語・英語・日本語をめぐって—— ⅩⅤ ファセット・アプローチにもとづく調査票設計とデータ解析の試み ——「日本語観国際センサス」の事例—— ⅩⅥ 海外マス・メディア広告における日本語使用の実態と人びとの日本 の広告をめぐる意識 ——「マーケティング論」と「文化論」の視座から—— 付論 データ・アーカイヴ ⅩⅦ 情報の収集・保管・活用——データ・アーカイヴ設立の意義—— ⅩⅧ ドイツ・ケルン大学セントラル・アーカイヴ(ZA)の歴史と発展