1990年代の日本企業の国際的活動に焦点をあて,「作用」「反作用」「スピルオーバー」という視点から企業が各国・地域にもたらす影響を分析し、さらにその環境変化が企業の組織そのものに大きな改革を迫っていくダイナミックな過程を怜悧な筆致で描き出す。経済学・経営学の視角からグローバリズムの意味を問う意欲作。
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