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リープ・マーケティング~中国ベンチャーに学ぶ新時代の「広め方」~

永井竜之介  著

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価格 \1,650(税込)         
発行年月 2020年06月
出版社/提供元
イースト・プレス
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 255p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業
ISBN 9784781618890
商品コード 1031589396
NDC分類 675
基本件名 マーケティング
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2020年07月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031589396

著者紹介

永井竜之介(著者):高千穂大学商学部准教授
1986年生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、同大学大学院商学研究科修士課程修了の後、博士後期課程へ進学。同大学商学学術院総合研究所助手、高千穂大学商学部助教を経て2018年より現職。
専門はマーケティング戦略、消費者行動、イノベーション。日本と中国を生活拠点として、両国のビジネス、ライフスタイル、教育等に精通し、日中の比較分析を専門的に進めている。
主な著書に『イノベーション・リニューアル ― 中国ベンチャーの革新性』『メガ・ベンチャーズ・イノベーション』『脱皮成長する経営 ― 無競争志向がもたらす前川製作所の価値創造』(いずれも共著、千倉書房)がある。本作が初の単著。

内容

〈アリババ、シャオミ、DJI、バイトダンス、美団点評など実例多数〉
世界が注目する、中国ベンチャーを成功に導いた独自のマーケティング戦略とは?
日本企業が学ぶべきエッセンスを徹底解説!

世界最速成長を遂げている中国ベンチャー。その強さの秘訣について、多くの人は「豊富な資金力」「最先端の技術力」「斬新な経営戦略」などを思い浮かべるだろう。しかし、どれだけいい製品・サービスをつくったとしても、その価値を広めることができなければ意味がない。つまり、中国ベンチャーの劇的な飛躍を可能にした真の強さとは、資金力、技術力、経営戦略の裏にある、徹底した独自のマーケティング戦略(=広め方)にあるのだ。
本書ではこれを「リープ(飛躍)・マーケティング」と呼称する。

このリープ・マーケティングこそ、いまの日本のビジネスパーソンが学ぶべきものだ。事実として、キャッシュレス決済が急速に浸透した中国と比べて、日本が数年単位で遅れていることは誰の目にも明らかだ。一方で中国ベンチャーはモバイルオーダー、ニューリテール、顔認証サービスなど多くの世界最先端サービスの普及に成功している。また、新型コロナウィルスによる混沌の中でもスピード感のある対応を見せ、消費者の心をつかんだ。詳しくは本編で解説するが、ここにこそ広め方の差が現れている。

本書では、日本と中国2つのバックグラウンドを持つマーケティングの専門家が、日本企業が「リープ・マーケティング」を取り入れ、大きな飛躍を遂げるための道筋を豊富な実例とともに指し示す。

【日本企業が学ぶべき4つの戦略】
①加点型マーケティング 出る杭は打たず、さらに伸ばす
②未来型共創マーケティング パートナーとつながり、未来をつくる
③ブルーポンド戦略 ポンド(池)をつくり、オーシャン(海)へと広げる
④ブリッツスケール 高い目標を掲げ、急拡大させる

目次