内容
日本では、米国型の集中治療専従医が治療をするという施設は圧倒的に少ないのが現状です。一般内科医も集中治療の知識を持ち、自分である程度管理できるようになることが大事です。姉妹誌「INTENSIVIST」とは切り口の違う「ひとりぼっちになったときに読む本」が必要なのではないかと考えました。
特集各章の構成は、基礎知識を頭に入れたのち、システムごとに、典型的な症例をイメージしながら読み進められるようにしました。あわせて知っておきたい各論的なテーマや手技的なものも、コラム・ミニコラムで紹介します。
集中治療管理となる患者をsystem by systemでみることの重要性を伝え、ベッドサイドで役立ち、そしてエビデンスに基づいた治療がわかる、これらの知識ベースでなく、症例ベースで勉強できるテキストを目指します。