悪という希望~「生そのもの」のための政治社会学~
堀内 進之介, 神代 健彦, 山本 宏樹, 高宮 正貴, 鈴木 弘輝, 保田 幸子, 濱沖 敢太郎, 石山 将仁 著
内容
目次
悪の擁護、あるいは民主主義についてのノート 第1部 抗いと甘受の閾(悪とは何か-デューイの倫理学から考える 災害の分配的正義論-リスクと責任 ジョセフ・ラズにおける二つの正統性 道具的理性批判の現在-啓蒙のプロジェクトの今日的課題について) 第2部 共生の身悶え(政治科学の進化論的転回-保革闘争の遺伝子文化共進化について 宗教という「排除できない悪」 教育と責任 悪を歓待する-民主主義的な集団の(不)可能性について) 解題 「感情の劣化」への抗いを全体主義のリスクを回避して進める手だてはあるか?