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植物たちの戦争~病原体との5億年サバイバルレース~(ブルーバックス B-2088)
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\1,100(税込)
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発行年月 |
2019年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
262p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/農学/作物学 |
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ISBN |
9784065152164 |
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商品コード |
1029721902 |
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NDC分類 |
615.81 |
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基本件名 |
植物病学 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年04月3週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2019/03/30 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029721902 |
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著者紹介
日本植物病理学会(著者):植物病理学は、「植物を病気からいかにして守るか」を命題とした、植物を対象とする医学のような学問分野です。日本植物病理学会はその発展と普及を目指して、1916年に創設されました。現在, 外国会員を含めて約2000名の会員によって組織されています。植物病理学では、病気の原因となる病原体、植物の病害への抵抗性機構、またその両者の応答等が、主な研究対象となっており、マクロな現象から分子レベルのミクロな課題まで幅広く取り扱っています。農作物の病害防除に役立つという応用的な役割に加え、基礎的な学問としても多くの貢献がこの分野から生まれており、バイオサイエンスにおけるホットな研究領域としても脚光を浴びています。
内容
陸上植物が生まれてから約5億年といわれるが、その長い時間、植物と病原菌は生死をかけた「果てしなき戦争」を繰り広げてきた。スパイさながらの防諜戦、大量破壊兵器とそれを迎撃するミサイル、感染すると細胞がアポトーシスする「自爆機構」など、植物と病原体の分子レベルの闘いは、きわめてダイナミックである。本書では、そんな植物と病原菌の関係にフォーカスを合わせ、その驚くべき攻防の舞台裏を解説する。
序章 植物と病気と人間社会
第1章 植物の宿敵たち
第2章 植物病原菌はどうやって病気を起こすのか
第3章 植物はどうやって病気から自らの身を守るのか
第4章 植物と病原微生物のはてしなき「軍拡競争」
第5章 植物と微生物の寄生と共生をめぐる「共進化」
第6章 植物の病気から生まれた科学的な発見
執筆者(五十音順、括弧内は執筆担当部分を示す、略歴は2020年5月時点)
一瀬勇規(第3章 3─1、3─2)
岡山大学大学院環境生命科学研究科教授(遺伝子細胞工学)。専門分野は、植物病原細菌の病原性と植物の抵抗性研究
大島研郎(第6章)
法政大学生命科学部応用植物科学科教授(植物ゲノム医科学)。専門分野は、ファイトプラズマや植物病原細菌のゲノム解析および病原性メカニズムの研究
久保康之(第2章 2─2、あとがき)
摂南大学農学部教授(植物病理学)。専門分野は、植物病原糸状菌の感染器官形成や病原性の分子生物学研究
高野義孝(第3章 3─3、3─4)
京都大学大学院農学研究科教授(植物病理学)。専門分野は、植物病原糸状菌と植物の相互作用に関する研究
竹本大吾(第5章)
名古屋大学大学院生命農学研究科准教授(植物病理学)。専門分野は、植物の病害抵抗性機構、植物共生糸状菌の共生確立機構、病原糸状菌の病原性機構などの研究
柘植尚志(第2章 2─1)
中部大学応用生物学部教授。専門分野は、糸状菌の植物に感染する能力(病原性)とその進化に関する研究
中屋敷均(まえがき、序章、第1章、コラム)
神戸大学大学院農学研究科教授(細胞機能構造学)。専門分野は、植物や糸状菌を材料にした染色体外因子(ウイルスやトランスポゾン)の研究
増田税(第4章 4─2、第4章 コラム)
北海道大学大学院農学研究院教授(植物病原学)。専門分野は、植物とウイルスの相互作用に関わるエピジェネティクス制御の研究
吉田健太郎(第4章 4─1)
神戸大学大学院農学研究科准教授(植物遺伝学)。専門分野は、植物と病原糸状菌の相互作用における分子機構と進化の研究