著者紹介
パオロ・パリージ(著者):Paolo Parisi(パオロ・パリージ)
1980年、イタリアのトスカーナ州に生まれる。漫画家、イラストレーター。2005年、自主制作でGli ultimi giorni del Pitbull(「ピットブル最後の日々」)を発表した後、2006年、商業出版でChernobyl(「チェルノブイリ」)を刊行。すでに日本語に翻訳されている作品に、Coltrane(『コルトレーン』石原有佐子訳、大谷能生解説、Pヴァイン)、Blues for Lady Day(『ビリー・ホリデイ――レディ・デイのためのブルース』石原有佐子訳、平井玄解説、Pヴァイン)がある。最新作は、2021年に発表されたキース・ヘリングの伝記コミック(Keith Haring)。
栗原 俊秀(翻訳):栗原俊秀(くりはら・としひで)
翻訳家。1983年生まれ。訳書にイゴルト『ウクライナ・ノート』、『ロシア・ノート』(いずれも花伝社刊)、マヌエレ・フィオール『秒速5000km』(マガジンハウス)、ヌッチョ・オルディネ『無用の効用』(河出書房新社)など。カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)の翻訳で、須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財文化活動省翻訳賞を受賞。
ディエゴ・マルティーナ(翻訳):ディエゴ・マルティーナ
1986年、イタリア生まれ。日本文学研究家、翻訳家、作家。東京外国語大学、東京大学に留学。現在、東京大学他で非常勤講師を務める。翻訳家としては谷川俊太郎『二十億光年の孤独』と『minimal』、夏目漱石や黒田杏子の俳句集をイタリア語訳、刊行。著書に、『元カノのキスの化け物』(アートダイジェスト)、『誤読のイタリア』(光文社新書)。処女詩集『元カノのキスの化け物』は読売新聞の書評で「2018年の3冊」の一つとして歌手・一青窈に選出される。