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書評掲載

銀色のステイヤー

河崎 秋子  著

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価格 \1,870(税込)         
発行年月 2024年07月
出版社/提供元
KADOKAWA
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 315p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784041141700
商品コード 1038710401
NDC分類 913.6
書評掲載誌 読売新聞 2024/09/22
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038710401

著者紹介

河崎 秋子(著者):1979年北海道別海町生まれ。2012年「東陬遺事」で北海道新聞文学賞(創作・評論部門)受賞。14年『颶風の王』で三浦綾子文学賞、同作で2015年度JRA賞馬事文化賞、19年『肉弾』で第21回大藪春彦賞、20年『土に贖う』で第39回新田次郎文学賞、24年『ともぐい』で第170回直木賞を受賞。その他の作品に『鳩護』『絞め殺しの樹』『鯨の岬』『介護者D』『清浄島』『愚か者の石』などがある。

内容

非凡な力を秘めながらも気性難を抱える競走馬・シルバーファーンが、
騎手、馬主、調教師、調教助手、牧場スタッフ、取り巻く人々の運命を変えていく。

===
北海道・日高の競走馬生産牧場で、「幻の三冠馬」と呼ばれた父馬・シダロングランの血を引いて産まれたシルバーファーン。
牧場長の菊地俊二は、ファーンの身体能力に期待をかけつつも、性格の難しさに課題を感じていた。この馬が最も懐いている牧場従業員のアヤが問題児であることも、悩みの種である。
馬主となったのは、広瀬という競馬には詳しくない夫人。茨城県・美浦にある厩舎を擁する二本松調教師とともに牧場を見学に訪れ、ファーンの購入を決めた。不安を覚える調教助手の鉄子(本名:大橋姫菜)に、二本松は担当を任せることを告げる。
ファーンは、俊二の兄である菊地俊基騎手とのタッグで、手のかかるヤンチャ坊主ではあるものの順調に戦績を重ねていくが、あるレースで事故が起こり……。
手に汗握る競走展開、人と馬の絆。
わずか数分のレース時間には、全てが詰まっている。

「――それでいいよ。最高だ、お前。」
一頭の馬がこんなにも、人生を豊かにしてくれる。
『ともぐい』で第170回直木賞を受賞した著者による、感動の馬物語!

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