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紫式部日記と王朝貴族社会(研究叢書 476)
発行年月 |
2016年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,366p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784757608054 |
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商品コード |
1021683639 |
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NDC分類 |
915.35 |
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基本件名 |
紫式部日記 |
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個人件名 |
紫式部 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年10月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1021683639 |
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著者紹介
山本 淳子(著者):1960年石川県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修了、博士(人間・環境学)。京都学園大学人文学部教授。「源氏物語の時代」でサントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞。
内容
『紫式部日記』とは何か。本書は同時代の生きた貴族社会に作品を置く手法でこの問いの解明を目指す。第一に、登場人物たちの履歴や政権との関係を微細に読解に導入し、記述に込められた政治的意図を読み取る。第二に、作者の主張を「女房論」「漢詩文素養論」の両面から探り、作品が中関白家文化から道長家文化への文化潮流の転換を促していることを指摘する。第三に、作品の成立が二段階にわたった可能性から、作品の本質を考える。