長谷川啓三 　著

内容

目次

序章　ソリューション・バンクとは 第１章　「指パッチン」で家庭内暴力が解決する―ソリューション・バンクの原理 　ソリューション・バンクの原理(１)―解決志向の言語学 　ソリューション・バンクの原理(２)―非言語の語用論 　ソリューション・バンクの原理(３)―コミュニケーションとは何でないのか？ 　ソリューション・バンクの原理(４)―ペットの語用論 第２章　「頼りない父親」を「強い父親」にする―空間的ジェンダー論 　「強い父親」論よりも 　「男同士」という拘束 　空間的に「父の座」を構成する 第３章　変化はいつも起きている―良循環の探索 　クラリフィケーション／明確化 　「ゆらぎ」を見つけ、大きく育てる 　太陽の魔術 第４章　より強力なアプローチ―二重記述モデル 　事例の二重記述 　解決像の二重記述 第５章　人生の物語を書き換える―ナラティブセラピー 　ナラティブセラピーとは 　ブリーフセラピーの物語論 　外在化技法 第６章　仮定・仮構が現実を動かす―徹底した相互作用論で解決法を発見 　相互作用論的に問題を見てみる 　 「動物」から「物」まで相互作用論でみる 　ブリーフの王道 第７章　ブリーフセラピーを体感する―ワークショップ実況中継 　わが国でのブリーフセラピーの展開 　ブリーフセラピーの背景にある構成主義 終章　ソリューション・バンクの危機とその解決 引用・参考文献